ITエンジニアからの転身という異色の経歴を持つ料理家の星野奈々子さん。社会人2年目に初めて台湾を訪れてから、美味しいご飯に魅力されっぱなしの星野さんが、本場の味をおうちで手軽に再現できるレシピ集を出版しました。書籍『はじめての台湾料理』から、特におすすめのレシピをお届け!
2018/12/24 Mon.
おうちで台湾トリップ! 皮から作る本場の味「えびとセロリの水餃子」
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2018/12/24 Mon.
おうちで台湾トリップ! 皮から作る本場の味「えびとセロリの水餃子」
ITエンジニアからの転身という異色の経歴を持つ料理家の星野奈々子さん。社会人2年目に初めて台湾を訪れてから、美味しいご飯に魅力されっぱなしの星野さんが、本場の味をおうちで手軽に再現できるレシピ集を出版しました。書籍『はじめての台湾料理』から、特におすすめのレシピをお届け!
台湾は一度訪れるとその魅力にはまって、いつの間にか通うようになってしまう不思議な街。かくいう私も、社会人2年目の海外出張で訪れて以来、地元の人たちの温かさとおいしいご飯に魅了されて、何度も何度も通いつめています。今回出版した本『はじめての台湾料理』では、行けないときでも自宅で台湾料理を楽しめるように、日本で買える食材や調味料で本場の味を再現し、レシピにまとめました。台湾料理は、中華料理をベースに、すぐ南の東南アジアや日本の影響も受けながら発展してきた独特の料理。すでに台湾好きの方はもちろんですが、行ったことのない方にこそ、ぜひ食べ物から台湾の魅力を感じてもらえたら、と思います。
台湾では餃子といえば水餃子のことで、焼き餃子は鍋貼(グオティエ)と呼ばれています。専門店や食堂のほか、夜市でも食べることができます。書籍では、具材は定番の豚肉とキャベツ、ニラを使用していますが、こちらではアレンジメニューの「えびとセロリの水餃子」をご紹介します。
〈材料(20個分)〉
[生地]
A:薄力粉……50g
A:強力粉……50g
水……50g
[具]
えび……4尾(正味60g)
豚ひき肉……40g
B:しょうゆ……大さじ1/2
B:酒……大さじ1/2
B:ごま油……大さじ1/2
B:しょうが(すりおろし)……1片分
長ねぎ(みじん切り)……1/2本(50g)
セロリ(みじん切り)……1/2本(50g)
ごま油……大さじ1
[トッピング]
パクチー……適量
[タレ]
酢……適量
しょうゆ……適量
黒こしょう……適量
〈作り方〉
1 (生地をつくる)ボウルにAを入れてはしで混ぜ、水を加えてゴムベラで混ぜる。手でなめらかになるまでよく練り、ラップをして常温で15分休ませる。一度生地を取り出してつやが出てくるまでよく練り、さらに15分休ませる。
2 えびは殻と背わたを取り除き、1cm幅に切る。別のボウルにえびと豚ひき肉、Bを入れてよく混ぜ、長ねぎ、セロリを加えて混ぜ合わせる。
3 1を棒状にのばし、打ち粉をして20等分に切り、直径7cmにのばす。
4 3の生地の中央に2をのせ、半分に折り、両手の人差し指と親指で挟んでしっかり押さえて閉じる。
5 鍋にたっぷりの湯を沸かし、4を加えて5分ゆで、水気をきる。
6 お好みでパクチーをのせ、タレは材料を混ぜ合わせて添える。
星野奈々子(ほしの・ななこ)
フードコーディネーター。慶應義塾大学卒業後、日本IBMにてITエンジニアとして働きながら、本格的に料理を学ぶ。退社後、ル・コルドン・ブルー代官山校料理ディプロマを取得、祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業し、独立。フレンチから和食、エスニック、中華と幅広いジャンルを得意とし、作りやすくておしゃれなレシピが人気。仕事で訪れた台湾に魅了され、台湾訪問回数は50回を超える。『かんたんWECK FOOD』(PARCO出版)、『焼きっぱなしフルーツの香ばしレシピ』(辰巳出版)、『スープごはんと煮込みごはん』(枻出版社)など著書多数。
『はじめての台湾料理』
星野奈々子
¥1,500(税別)
112ページ
PARCO出版
Staff Credit
Photo: Shingo Suzuki
Styling: Yukiko Tsugane
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