口の中でとろけたり、のびたり、広がったり。
繊細な食感を味わえる、魔法のレシピ「もちぷるレシピ」。
ぷるぷる、とろり、つるつる、もっちり、やわやわ、ふるふる、むにむに、ちゅるんの舌触り、歯ごたえ、のどごしが楽しめます。
発売になったばかりの書籍「もちぷるレシピ」から4週に渡ってレシピを少しご紹介します。
お口の中がひんやりツルンとぷるんとすれば、猛暑でも乗り切れそう。
まずは、人気の高い固めのプリンです。
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2020/06/30 Tue.
もちぷるレシピ ~なつかしプリン~
口の中でとろけたり、のびたり、広がったり。
繊細な食感を味わえる、魔法のレシピ「もちぷるレシピ」。
ぷるぷる、とろり、つるつる、もっちり、やわやわ、ふるふる、むにむに、ちゅるんの舌触り、歯ごたえ、のどごしが楽しめます。
発売になったばかりの書籍「もちぷるレシピ」から4週に渡ってレシピを少しご紹介します。
お口の中がひんやりツルンとぷるんとすれば、猛暑でも乗り切れそう。
まずは、人気の高い固めのプリンです。
もちもちの食感のあれが好き。これも好き。
ぷるぷるののどごしなら、あれ食べたい! ん~、これも捨てがたい! などなど、食べたいもの、好きなもの、作りたいものがどんどん浮かびました。
改めて思ったのは、「食感」って楽しいな、ということ。
唇に触れたときの温度、やわらかさ、質感。そして、口に広がる、歯ごたえ、口溶けなど。そして最後にのどごし!
「食感の楽しさ」と「自分で作る楽しさ」も味わって頂けたら嬉しいです。
柳瀬久美子
プリンのやわらかさもいろいろあるけれど、昔なつかしい味を楽しめる、やや固めの配合にしました。
<材料>120mlのプリン型 4個分
キャラメルソース
上白糖・・・60g
水・・・大さじ1
熱湯・・・30ml
プリン液
卵・・・2個(約100g)
卵黄・・・1個分
牛乳・・・250ml
グラニュー糖・・・45g
バニラビーンズ(さやから種を出す)・・・1/3本
<作り方>
1.キャラメルソースを作る。
鍋に水と上白糖を入れてから中火にかけ、沸騰させる。[a]
砂糖が溶けて鍋肌から茶色く色づき始めたら、鍋をゆすって全体が濃い茶色になるまで煮詰める。[b]
2.火を止めて、木べらに伝わせながら熱湯を注ぐ。[c]
ムラなく混ぜ合わせ、型に均等に流しいれる。[d]
粗熱をとっておく。
3.プリン液を作る。
鍋に牛乳、グラニュー糖、バニラビーンズを入れて中火にかけ、グラニュー糖が溶けるまで温める。
4.大きめのボウルに卵と卵黄を入れ、泡立て器で卵のコシを切るように溶きほぐす。・・・・・・※泡立てないように注意。
5.3を4に加えて泡立て器で混ぜ合わせ、[e]
漉し器で漉す。2の型にプリン液を均等に流しいれる。[f]
6.厚手のキッチンペーパーを2枚重ねてバットに敷く。
間隔を空けて5の型を並べる。熱湯を型の高さに2cmくらいまで注ぐ。[g]
7.160℃に予熱したオーブンで30~35分湯せん焼きにする。粗熱をとり、冷蔵庫で充分に冷やす。取り出すときは、型と生地の間に竹串を刺してぐるっと一周させる。指先でそっと生地を内側に寄せて空気を入れ、皿をかぶせてひっくり返す。
memo
・火入れの目安は、型をゆすって中心が軽くゆれるくらいになれば焼き上がりです。
・冷やす時間は型の大きさによりますが、目安として2時間から一晩は冷やしてください。
柳瀬久美子
料理家。
学生時代にお菓子屋さんでアルバイトをしたことをきっかけに、お菓子の世界へ。都内の洋菓子店、レストランで経験を積み、1988年渡仏。
4年間の滞在中にリッツ・エスコフィエでディプロム取得。フランスの家庭料理と普段のお菓子を覚える。
帰国後はフードコーディネーターとして独立し、書籍、雑誌、広告、TVなど幅広く活躍中。
自宅で開催する料理とお菓子教室も人気。
Instagram
https://www.instagram.com/kumikette/
PARCO出版(商品紹介ぺージ)
https://publishing.parco.jp/books/detail/?id=327
『もちぷるレシピ』
著:柳瀬久美子
¥1700(税抜)
PARCO出版
Staff Credit
photo:Takako Hirose
Styling:Kanako Sasaki
Design:Minori Suzuki
Edit:Tomoko Kawai
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