口の中でとろけたり、のびたり、広がったり。繊細な食感を味わえる、魔法のレシピ「もちぷるレシピ」からのご紹介、最終回です。
夏バテ気味でも、頬張りたくなる元気にしてくれそうなスイーツです。
~1分で読めるエンタメコラムを配信~
季節のファッショントレンドから、アート、映画、演劇、旅行などの耳より情報に、旬のイケメンまで。あなたの好奇心を満たすコラムをお届け!
2020/07/21 Tue.
もちぷるレシピ ~楊枝甘露<ヨンジーガムロ>~
口の中でとろけたり、のびたり、広がったり。繊細な食感を味わえる、魔法のレシピ「もちぷるレシピ」からのご紹介、最終回です。
夏バテ気味でも、頬張りたくなる元気にしてくれそうなスイーツです。
もちもちの食感のあれが好き。これも好き。
ぷるぷるののどごしなら、あれ食べたい! ん~、これも捨てがたい! などなど、食べたいもの、好きなもの、作りたいものがどんどん浮かびました。
改めて思ったのは、「食感」って楽しいな、ということ。
唇に触れたときの温度、やわらかさ、質感。そして、口に広がる、歯ごたえ、口溶けなど。そして最後にのどごし!
「食感の楽しさ」と「自分で作る楽しさ」も味わって頂けたら嬉しいです。
柳瀬久美子
香港で大人気のスイーツです。マンゴーのスープ、生マンゴー、ミニタピオカ、柑橘が基本の組み合わせ。
もっちりタピオカと、とろ~りソース......。
多彩な食感がひとつの皿で味わえて、夢中で食べてしまいます。
材料(4人分)
マンゴーココナッツスープ(作りやすい分量)
マンゴー・・・1個(200~250g)
コンデンスミルク・・・40g
ココナッツミルク・・・60ml
乾燥タピオカ(ホワイト)・・・60g
基本のシロップ・・・適量
メロゴールド(またはグレープフルーツ)・・・1個
マンゴー・・・1個
ライム・・・適宜
<作り方>
1.マンゴーココナッツスープを作る。
マンゴーは皮と種を取り除き、種の周りの果肉を握り潰して果汁を絞る。残りのスープの材料と合わせて、ハンディブレンダーをかけてスープ状にする。味を見て甘さが足りないようならコンデンスミルク(分量外)を足す。
2.タピオカは、パッケージの説明を参照してゆで、基本のシロップを回しかけて、くっつかないようにしておく。
※すぐに使う場合はシロップに浸ける必要はない。
3.メロゴールドは皮と薄皮をむき、食べやすい大きさに手でほぐす。マンゴーは皮をむき、食べやすい大きさに切る。1,2と共に器に盛る。好みでライムを絞っても、さっぱりとしておいしい。
memo
ゆで上がったミニタピオカは、ざるの目にくっついてしまうことがあります。洗ってもとりにくくて大変なので、破れにくいタイプのキッチンペーパーやさらしを敷いてから、ざるにあけるのがおすすめです。
~基本のシロップ~
ゼリーや白玉、杏仁豆腐などによく合うシロップです。
レシピ内で組み合わせたもの以外でもお好みで、自分だけのスイーツを作ってみてください。
※冷蔵での保存の目安は、4~5日です。
材料(作りやすい分量)
グラニュー糖・・・50g
水・・・200ml
作り方
鍋にすべての材料を入れて中火にかける。沸騰してグラニュー糖が溶けたら火からおろし、冷ます。
柳瀬久美子
料理家。
学生時代にお菓子屋さんでアルバイトをしたことをきっかけに、お菓子の世界へ。都内の洋菓子店、レストランで経験を積み、1988年渡仏。
4年間の滞在中にリッツ・エスコフィエでディプロム取得。フランスの家庭料理と普段のお菓子を覚える。
帰国後はフードコーディネーターとして独立し、書籍、雑誌、広告、TVなど幅広く活躍中。
自宅で開催する料理とお菓子教室も人気。
Instagram
https://www.instagram.com/kumikette/
PARCO出版(商品紹介ぺージ)
https://publishing.parco.jp/books/detail/?id=327
『もちぷるレシピ』
著:柳瀬久美子
¥1700(税抜)
PARCO出版
Staff Credit
photo:Takako Hirose
Styling:Kanako Sasaki
Design:Minori Suzuki
Edit:Tomoko Kawai
2024/11/20 Wed.
2024/03/29 Fri.
2024/02/23 Fri.
2024/02/16 Fri.