暑い暑いと毎日つぶやいていたこの夏もいつの間にか過ぎ去り、気がつけば肌に触れる空気はひんやり。冬を感じはじめたらそのスピードは早く、あっという間に年末がやってきました。忙しい毎日だからこそ少し立ち止まって、今年の思い出を振り返る時間があってもいいのかも。
そこで2023年にPARCO Journalに出演してくださった7名に、一番心に残っている「今年行った場所」について、聞きました。
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2023/12/29 Fri.
Looking Back at 2023! みんなの「今年いち」思い出深い場所はどこ?
暑い暑いと毎日つぶやいていたこの夏もいつの間にか過ぎ去り、気がつけば肌に触れる空気はひんやり。冬を感じはじめたらそのスピードは早く、あっという間に年末がやってきました。忙しい毎日だからこそ少し立ち止まって、今年の思い出を振り返る時間があってもいいのかも。
そこで2023年にPARCO Journalに出演してくださった7名に、一番心に残っている「今年行った場所」について、聞きました。
で登場してくださった、はなさん。
一番心に残っている「今年行った場所」について、聞きました。
「パンダのシャンシャンに会いに、中国へ」
「毎日パンダ」こと高氏貴博さんにお誘いいただき、11月に2泊3日で中国四川省・雅安市のパンダセンターにいるシャンシャンに会いに行きました。到着したのは夜中だったのにも関わらず火鍋を食べに行き、その数時間後にはバスに揺られ、シャンシャンがいる雅安を目指しました。13:30からシャンシャンの家の前で待機し、シャンシャンが登場したのが14:10過ぎでした。
短い間でしたが、おいしそうにたけのこを食べるシャンシャンの姿を見ることができ、安心しました。上野動物園では歩きながらでしか見ることができませんでしたが、この日はその場で30分ほどじっくりとシャンシャンと対面できて、本当に幸せでした。
2024年は、スペインのサンセバスチャンで食べ歩きをしたいです!
で登場してくださった、高橋愛さん。
一番心に残っている「今年行った場所」について、聞きました。
「モーニング娘。'23 譜久村聖ちゃんの卒業コンサートへ」
横浜アリーナで行われた、モーニング娘。'23 譜久村聖ちゃんの卒業コンサートです! 前日はモーニング娘。OGとして、ステージに出させてもらったのですが、卒業当日もあべさん(夫・あべこうじ)と母と3人で観に行かせてもらって、最高に感動しました!!!!! かっこいい後輩を見届けられて、幸せな時間でした!!!!!
もともとあべさんとはよくモーニング娘。のコンサートを観に行くのですが、譜久村聖ちゃんの卒業ライブは絶対行きたかったので、コンサートの日程が決まったときからマネージャーさんにスケジュールとチケットをお願いしていました。
2024年は、シンガポールに行ってみたいですね。シンガポールが舞台になった劇場版『名探偵コナン 紺青の拳』を観て以来、一度は行ってみたいなと思っていたので聖地巡礼したいです!
で登場してくださった、田中マヤさん。
一番心に残っている「今年行った場所」について、聞きました。
「山口県の長門湯本温泉『うつわの秋』へ」
山口県の長門湯本温泉を舞台にしたイベント『うつわの秋』へお友達と行ってきました。360年の歴史を誇る深川窯の全5つの窯元、8人の作家さんが長門湯本温泉街に出展し、三ノ瀬に息づく萩焼文化を味わうことができました。
川床喫茶では音信川のせせらぎを聞きながら、作家さん自ら点ててくださったお抹茶を味わいました。深川萩で味わうお抹茶と和菓子は、風情があって素敵でした!
神授の湯とも呼ばれている「恩湯」も訪れました。加温をせずに38℃というとても心地よい温度でゆっくり浸かりながら、目の前には岩盤からそのまま湧き出る源泉、住吉大明神像が鎮座していて、何とも神秘的。深めの浴槽の足元からも鮮度の高い温泉が湧き出ているんです! これぞ源泉掛け流し! こんな温泉、初めて入りました。 声を大にして言いたい! 長門湯本温泉に是非行ってみてほしい! 作家さんのアトリエ巡りも、とても興味深かったです。
2024年に行きたいのは、イタリアとフランス。街並みや歴史に触れつつ、アンティークも好きなので、 蚤の市にも行ってみたいです。
で登場してくださった、lukaさん。
一番心に残っている「今年行った場所」について、聞きました。
「ずっと行ってみたかったコペンハーゲンへ」
11月に、コペンハーゲンに行ってきました。ずっと行ってみたかった国のひとつだったので、いつかは……と思っていました。今回、ヨーロッパに住んでいる友人とコペンハーゲンで合流し、時間をともに過ごしました。
毎日自転車で美術館やギャラリーを巡ったり、北欧家具を見に行ったり。ゆっくりとした時間を、過ごすことができました。日本にもまだまだ行ったことのない所があるので、国内旅行もたくさんしたいです。
で登場してくださった、Yoko Matsudaさん。
一番心に残っている「今年行った場所」について、聞きました。
「大人の修学旅行! 岐阜・郡上八幡へ」
友人の地元であり、以前から良い所と聞いていた郡上八幡。10月に共通の友人4組で2泊3日の郡上ツアーを決行。
日本の滝100選にも選ばれている「阿弥陀ヶ滝」でマイナスイオンを浴び、流しそうめんや川魚の塩焼きを堪能。皆で旅する修学旅行のような経験は、大人になってからは希少なので良い思い出になりました。
古めかしさを残した情緒豊かな街並みも美しく、それでいて町屋を改装した現代的なカフェやホテルなども共存し、活気があるのが素晴らしく。郡上八幡といえば30夜以上にわたって開催される郡上おどりも有名らしく、来年はその時期に行ってみたいです。
また、高齢猫を飼っていてコロナ禍以前から海外旅行と疎遠になっていたため……。2024年は、海外ならではの高揚感に浸りたいです!
で登場してくださった、野村由芽さん。
一番心に残っている「今年行った場所」について、聞きました。
「大人になってからできた友達と、韓国・ソウルへ」
友人と韓国・ソウルへ旅をしました。一緒に旅をしたふたりとは、共通の趣味を通じて今年に入ってからぐんと距離が近づきました。旅そのものもですが、「一緒に韓国に行こうよ」という話をした夜のことが、まず心に残っています。だいたいの日程をあわせて渡航し、ホテルはそれぞれ自由に予約するという旅の仕方も、お互いのペースを尊重しやすく余白があって居心地がよいものでした。
大人になってからこんなふうに新しい友達ができるのだ、という胸がいっぱいになるような発見もあいまって、記憶に残る旅になりました。一緒に旅をしたデザイナーの友人が、ソウルのステーショナリーショップ「POINT OF VIEW」のディレクターの方や金工芸作家の方と会う約束をとりつけてくれて、アトリエ訪問をしたり、日本と韓国のデザインやものづくりの話をしたりする時間に参加させてもらったことがとても刺激的でした。また、写真家の友人の韓国語の先生とタッカルビを食べたり、ソウル留学中の友人に街案内をしてもらったり、「人に出会えた」という感覚が強く残っています。
韓国の旅を通して、会いたい人に会いに行くことや、見たいもの、知りたいものに触れるために心をひらき、からだを動かすことを忘れずにいたいと心に刻んだ場面が何度もありました。行ったことのある場所でも、これまで一緒に旅をしたことのない友人と行ってみたいなと思っています。誰かと旅をすると、お互いの性質や大切にしていることが浮かび上がってくるのではないかと思うのですが、相手との違いによって「わたしはこういうところがあるのだな」と、好きなところも、変わりたいと思うところも含めて、自分の輪郭に気づくことが多々あります。
ここ数年はコロナ禍もありどこか内向きになっていた部分もあったのですが、旅をすることで、相手にも自分にもより多面的な部分があるのだと知っていきたいな、と感じています。またどのような場所であっても、その土地で暮らす人の話を聞き、言葉を交わすような旅をしたいです。
で登場してくださった、河井菜摘さん。
一番心に残っている「今年行った場所」について、聞きました。
「国産漆の一大産地である岩手県の浄法寺へ」
国産漆の一大産地である岩手県の浄法寺に行ったことが、印象深い思い出となっています。20年以上漆に関わり続け、漆で生計を立てている(金継ぎは漆を使った修理技法です)ので、産地に足を運び現場の声を聞かせてもらったのは、今後も漆を使っていく上で貴重な経験でした。
幸運なことに、現地ではX(旧twitter)で知り合った掻き子さんに現地の案内をしてもらいました。現在、浄法寺に40人ほどいる掻き子さんのうちの1人である20代の女性の方です。ガタガタ道の山奥に、掻き跡がついた漆が整然と並ぶ漆林の様子は神聖な雰囲気で、息を呑む光景でした。
10年以上かけて漆の木を育てて一本の木から取れる漆はたった20ccほどで、その後は漆の木を倒してしまう、というのは有名な話。現地で話を聞かせてもらうまでは、一本の木からほんの少ししか漆が取れないことが、漆掻きの大変さのように感じていました。
ですが実際は、漆林を持っている山の主を各自で見つけて交渉する必要があること、たとえ自分で土地を用意して植林しても漆が取れるまで育つのに15〜20年かかるので一朝一夕には解決できないこと、漆を掻いたあとはその木は伐採するのでその処理を掻き子さんがチェーンソーで切って廃棄までの後片付けもしないといけないこと、などなど……。漆を掻くということ以上に大変なことが多く、漆掻きを仕事にすることがいかに大変かを痛感し、その仕事の尊さと漆の貴重さを改めて実感した大きな機会でした。
2024年は、ずっと訪れたい場所である高知の日曜市や新潟県の佐渡島に行ってみたいですね。いつも愛犬を連れて行くので、来年もいろんなところに一緒に行きたいです。
世界には、まだ知らない場所がたくさん。来年はこんなところに行きたいな、あんなところに行きたいな。と、ぐるぐる思いを巡らせるだけで、わくわくします。
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