おうち時間をより楽しくしてくれるのが、植物の存在です。花を飾るのには慣れてきたという人にオススメの次なるステップは、「多肉植物」を育てること。もちもちの葉が印象的で、素敵な空間を作ってくれます。
今回は、最近トレンドに敏感な人がこぞって訪れているという話題のスポット・オザキフラワーパークにて、多肉植物のあれこれをたっぷりとお伺いしてきました。
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2021/10/08 Fri.
もちもちが可愛い! #多肉ラブ♡ オザキフラワーパークに行ってみました
おうち時間をより楽しくしてくれるのが、植物の存在です。花を飾るのには慣れてきたという人にオススメの次なるステップは、「多肉植物」を育てること。もちもちの葉が印象的で、素敵な空間を作ってくれます。
今回は、最近トレンドに敏感な人がこぞって訪れているという話題のスポット・オザキフラワーパークにて、多肉植物のあれこれをたっぷりとお伺いしてきました。

多肉植物の特徴であるぷっくりとした葉は、雨の少ない砂漠や乾燥地帯でも水分不足に耐えられるように水分や養分を蓄えているもの。サボテンや塊根植物もその仲間だそうです。多肉植物の種は1万以上もあり、変種や園芸種も含めると2万5千種以上もあると言われているとか。すごい!

オザキフラワーパークにはたくさんの種類の多肉植物がずらりと並び、じっくりと選ぶ楽しさがあります。買いやすい300〜500円の価格帯のものも多く揃います。

室内でも育ちやすいサボテンや塊根植物は、2階の室内に陳列されています。

多肉植物は、サボテンや塊根植物と違って、「屋外で育てる」植物だそう。雑貨店などで売られていたりもしますが、基本的には屋内ではなく屋外で自然光を浴びながら育ったほうが、葉の形がキレイに育つとか。自然光があまり入らない室内に置いておくと、キレイではない伸びかたをしてしまうこともあるそうです。そのため、インテリアとして部屋のコーナーに置くというよりは、ベランダの外に出して育てるのがいいとか。とはいえ、多肉植物は観葉植物のなかでは比較的育てやすく、気軽に買えるサイズも人気のヒミツです。
早速、とくにオススメの多肉植物をいくつか教えていただきました。

黒法師(くろほうし) ¥450(税込)
冬に成長期がくるアエオニウムの一種で、ポピュラーなもの。お花のような光沢のある黒紫の葉が特徴です。

多肉植物の中では、比較的葉の厚みは薄め。

成長した状態がこちら。5〜6年くらいで1m近くに成長するものもあるそうです!

桃太郎 ¥850(税込)
多肉植物の中でもとくに種類が多いエケベリアの一種。寒い時期になると、葉がピンクに色づきます。育てるうちに中心から葉数がどんどん増え、直径10cmくらいになるものもあるそう。

葉のふちのピンクがかわいい!

ラウリンゼ ¥1,580(税込)
こちらもエケベリアの一種。葉には紫外線から守るための白い粉が付着しており、葉焼けしにくい品種です。こちらも育つと直径15cmくらいの大きさになるものもあるそう。

見事な自然の造形美です♡

虹の玉 ¥480(税込)
セダムの一種の虹の玉も寒くなると葉が赤く色づき、かわいらしい姿をみせてくれるとか。斑入りの「オーロラ」という品種もあります。

小さくてぷにぷに〜。かわいらしい!

テディベア ¥1,000(税込)
カランコエ属のテディベアという品種はその名の通り、テディベアのような、もふもふとした毛が特徴的。カランコエの中でも肉厚の葉をもちます。

ここから1mmほどの小さな芽がでてきています!

クマドウジ ¥600(税込)
ベンケイソウ科コチレドン属の多肉植物です。葉の先端部分がギザギザになっている様子がこぐまの足のようで、この名前がついたとか。

高さがあるのもいいですね!

そして、多肉植物は増やすのも簡単。葉をちぎって土の上においておくだけで、芽を出し根をはります。剪定の仕方で形を自分の好みに作っていきやすいのも、魅力の一つ。大きな鉢に違う多肉植物の葉をいくつか育て、いろいろな種類の鉢植えをつくるといった楽しみ方もできそうです。

土は、多肉植物用の土として売られているものを使用しましょう。

肥料も多肉植物用のものが売られています。多肉植物の成長期である春や秋に与えるとよいそうです(今回紹介した中で、黒法師だけは成長期が冬)。

虫の心配はあまりしなくていいそうですが、それでも気になる……ということであれば、植えるときにオルトランという粒の薬を土に混ぜましょう。

適切な水やりをしてあげることによって、多肉植物は大きく成長します。とくに春や秋の成長期の季節は水を好むので、土が乾いたら水をあげるのがいいでしょう。

水をあげる目安は、土の表面がこちらの写真くらいに乾燥していたら。水をあげすぎても枯らしてしまうことがあるので注意を。季節や置き場所によって異なりますが、目安として秋は3〜4日に1回水をあげるイメージだそうです。真夏や真冬は、乾燥させ気味でOK。

上から水を与えると葉の真ん中に水がたまり、気温が高い日は水が温まって、写真のように葉が腐ってしまうことがあります。葉に水が残らないように土に水をかけるか、鉢が入るほどのバケツに水をいれて1時間くらいおいて下から水を吸わせるようにしましょう。




多肉植物に合わせる鉢選びも楽しみのひとつ。オザキフラワーパークでは、リーズナブルでかわいい鉢がたくさん。多肉植物との相性を考えながら、選んでみてください。成長に合わせて変えていくのもいいですね。

さらにオザキフラワーパークはまるで森の中にいるようで、マイナスイオンたっぷりの、癒され空間でした。かわいい植物に出会うと、思わず写真を撮ってしまいます♡

1階の屋外に並ぶ植物たち。

2階の屋内に並ぶ植物たち。

エアプランツコーナーもありました。
最後に、多肉植物を選ぶ上でのアドバイスをいただきました。「見た目で選ぶ方もいれば、珍しいものを選ぶ方もいます。初心者の方であれば、見た目で気に入ったものを選ぶのがオススメ。そうすると愛着もわきやすく育てるのも楽しく、どんどんハマっていくと思いますよ!」
オザキフラワーパーク
https://ozaki-flowerpark.co.jp/

東京・練馬区から日本中に園芸文化を発信する、都内最大級のガーデンセンター。“Feel the Power of Plants”(感じよう!植物の力!)をスローガンに、花苗・観葉植物をはじめとしたあらゆる植物の販売や情報発信、イベント開催を行う。

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