今回はスヌードの作り方を紹介します。わくわくで編まれたざっくりとしたスヌードは、重くなりがちなコートスタイリングをふんわりと軽い印象にしてくれます。そして、なんといっても首回りがとってもあたたかいのです♡
まずは、基本の「作り目・鎖編み」を5目編みます(マフラーの場合は3目)。鎖編みの編み方は糸を引っ張りだして輪にくぐらせるだけ。糸自体がとても太いので「どこにどうやってくぐらせるんだっけ?」と混乱もしにくく、とてもやりやすいです。鎖編みはゆるく編んだ方がこのあとの作業がスムーズになりますよ。
このようにして5目が編めました。これで編み進めるための下準備ができました。
編み目の間から毛糸を引っ張り、新しくできた輪を右手にかけていきます。
どんどん腕にかけていき……
5編目が右腕にかかったら、お次は左手へ。ここから右腕⇔左腕と、交互に渡しながら編んでいく作業を繰り返します。
編み目(糸の輪)をひとつ左腕に移し、左手で糸を掴んで編み目にくぐらせます(はじめに左腕に移した目は腕から外れます)。
同様に糸をくぐらせながら編んでいき……
すべて左手に移ったら、また右手に。
これを繰り返してある程度の大きさまで編み進めます。編み目のきつさにもよりますが、スヌードの完成形は10数段ほど編み目をつくるイメージだそう。
残りの糸が1mほどになったら、伏せ目を編みます。伏せ目を作ることで編み目がほどけず止まってくれます。
伏せ目は同様に2目編んだ後に、最初の目(輪)を次の目にかぶせて目を減らしていきます(ここでは左手にある目を右手に移しながら編んでいますが、目のゆるさによって段数が変わるので、左右が逆になることもあります)。
1目編んだら、さきほどと同じように右手に2目ある状態になります。最初の目を、次の目にかぶせて目を減らし、それを繰り返します。
伏せ目の完成です。編む作業はこれでおわり。
仕上げに両端を合わせ、中表にかがっていきます。
残った糸端を入れ込み、見えないように調整して、完成です!
編む際は、動画をみながら編んでいくのがおすすめ。初めての人は低倍速にしながら一緒に編み進めていきましょう。