こんにちは、河井菜摘です。 @nano.o.o

私は、アイス、その中でもソフトクリームが特に好きです。16歳の頃、家族旅行で訪れた北海道で、どこのお店で食べてもソフトクリームが目を見張る美味しさだったことが衝撃で……。関西に帰ってきてからも、ソフトクリームを見かけたら、ついそのおいしさを確認したくなる癖がついてしまいました。今回の記事では、東京、京都、鳥取各地でおすすめのアイスについて、ソフトクリームを中心に紹介します。

ナチュラルチーズ専門店の「北海道ナチュラルチーズ・コンシェルジュ　チーズのこえ」。３年前まで清澄白河で東京教室を開講していたこともあり、教室が終わってから、よく立ち寄っていたのがこちらのお店です。ここが、一番好きなソフトクリームかもしれません。牛乳を使ったソフトクリームで、週によって使われているミルクも違うそう。北海道直送のミルクと砂糖のみで作られているそうですが、不思議といつ食べてもかすかにチーズの味を感じるような気がします。店内でチーズの香りを嗅いだ後に食べるからなのかな。牛乳感が強くて、これは必ずコーンではなくカップで食べて欲しい！　コーンだとコーンの重たい味がミルクの澄んだ味を邪魔してしまうように、私は思います。

ミルキーの発売70周年記念としてできた不二家の新業態。プレミアムmilkyソフトクリームは、生クリームのリッチさが感じられつつも、さっぱりした後味。お台場、立川など国内全4店舗で購入できます。小腹が減ったときに立ち寄りやすく重宝するお店です。

水色の外壁にソフトクリームのとろけるビジュアルの看板が印象的な、千駄ヶ谷のお店「LAITIER ソフトクリーム＆ミルクカフェ・レティエ」。

静岡の牧場直送の牛乳を使っているそうで、一般的なソフトに比べて乳脂肪分は1/3ほど、砂糖は1/4ほどと書かれていますが、全く物足りなさを感じません。しっかり、おいしい！　私個人としては、ソフトクリームはトッピングなしで楽しみたいタイプなのですが、ここはトッピングの種類が豊富。小豆やナッツなど、ついトッピングをしたくなってしまいます。

イタリア発のチョコレート＆ジェラートのお店が、2022年6月に京都初上陸。ジェラートというとさっぱりした味わいを想像しますが、こちらは「これが本場のジェラートか！」と仰け反るほどの、濃厚さ。

新フレーバーという「ブロンテ グリーン ピスタチオ」は、ミルク不使用のねっとりとしたナッツの濃厚さ。目が覚めるような果実みのラズベリーや、ストラッチャテーラ ココナッツ＆カカオニブも、他で味わったことのないフレーバーでした。濃厚なので、個人的にはカップがおすすめ。コーンで食べるなら喉が乾くこと必須なので、飲み物も準備しておくといいかも！

白バラ牛乳でおなじみの、大山乳業工場敷地内にある直売所でいただけるこちらのソフトクリームは、文句なしのおいしさ！　さっぱりした中にもミルクのコクがあり、本当においしいです。万人受けする、バランスの取れた味だと思います。

直売所には、大山乳業のヨーグルトやカップアイス、大山バターなどが並びます。日曜日と月曜日はカップのアイスが30%オフ。鳥取県で食べるソフトはどこで食べても比較的レベルが高いと思います！　こちらは直売所以外にも、大山まきばみるくの里やふれあい村アスパル、ファーマーズガーデンなどでも食べられます。

口に含むとすっと溶けていく感じ、手に取ったときのハッピーさ。サービスエリアや旅行先で見かけたら、必ず買いたくなるのがソフトクリーム。私は１年中食べていますが、やっぱり一番おいしく感じるのは、旬である夏。この記事が、みなさまのお気に入りが見つかるきっかけになれば幸いです。

河井菜摘

@nano.o.o

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@kaimon_magazine

修復専門家。日用品から骨董品を修復する金継ぎや漆、共直しを主軸とする。鳥取・京都・東京で「漆と金継ぎ教室」を開きながら3拠点生活を送る。