私がよく走る場所は、「皇居ラン」で有名な皇居です。信号なしで約5kmの周回ができるので、ランナーで知らない人はいないぐらい有名なスポットです。約1kmごとに警備の方がいるので、夜暗いときでも安全に走ることができます。私のいつものスタートは、時計台から。この時計台はアシックスより寄贈されたもので、台座がアシックスのロゴの形になっているんですよ。

スタートしてから2kmぐらいのところに地味な坂道があるので、一周の中でそこが自分の頑張りどころだと思って走っています。都内を感じる高いビルの中を走れたり、緑豊かな道を走れたり、緩やかな下り坂でいつもより少しスピードを出して走れたり。都会の空気と季節感を感じながら走ることができ、約5kmの中にたくさんの魅力が詰まっているのが皇居ランだと思います。近くには周回が1.3kmぐらいの皇居外苑があり、短いインターバルも行うことができます。ぜひ、みなさまも走ってみてください！

どうしてもカラフルになりがちなスポーツウエアですが、カラーのトーンを合わせたり、多くても3色に絞ったりして自分の中でまとめています。

モノトーンの日はシューズやキャップを派手にしたり小物で色を取り入れたりして、ファッションも楽しんでいます。

走るときは携帯を持ち歩きたいタイプなので、ランパンやアンダータイツにポケットがついているものが好きです。

シューズはこれ！というよりその日のメニューや体調に合わせて、カーボン入りやインソール入りなど選んでいます。

サングラスはEyevolを愛用しています。

そして、ランニングウエアを私服と合わせるのも、私流。運動するときの服はカラフルでかわいいものが多いので、普段コーデにも大活躍です。ブラックでまとめた日は挿し色としてプラスしたり。ランニングウエアだからこそのビビッドな色遣いがかわいい！

フィットするボトムは、ラン以外のアウトドアでも大活躍します。ランウエアを普段着に着回せると、よりウエア選びが楽しくなりますよね。ゆったりランをした後、そのままカフェに行ったり電車に乗ったりもできるようなウエアがたくさんあるので、パーカやTシャツに合わせて着たりもしています。ランオンリーの日と、ランしがてらどこかに寄って帰りたい日。それぞれウエアやコーデを使い分けて楽しんでいますよ。

中学生のときに陸上競技部で毎日走っていましたが、大人になってまた走り始めるとは自分も想像していませんでした。今となっては、走ることが自分の中で日常の一つとなりましたが、走ることによってタイムスケジュールを組むのが上手くなった気がします。そして何より変化したのは、前より引き締まった身体を維持することができて、精神が安定しています。

走ることは毎日地味で辛い事の積み重ねがたくさんありますが、目に見えて自分の成長や進化を感じることができます。速く走るよりも強く走ることをモットーに、これからも走る事に向き合っていきたいと思います！

佐野千晃

@sanochiaki810

1992年8月10日生まれ、29歳。埼玉県出身。もとはグラビアアイドルのマラソンモデル。フルマラソン3:14:24、ハーフマラソン1:33:30で走る。他、「トライアスロンオリンピックディスタンス」完走、「スパルタンビースト Age」優勝、「トレイルラン27km Age」2位、」ホノルル駅伝」優勝、「TGR歴代」1位タイム保持などの記録を持つ。