風に揺れて「ちりん」と鳴るだけで、涼を運んでくれる。夏の暑い日に風情を運ぶ風鈴ですが、じつは日本各地でさまざまな種類があります。今回は、全国47都道府県の風鈴が勢ぞろいするという川崎大師の表参道・仲見世通りの「風鈴市」を訪れ、日本各地の風鈴に触れてきました。
前編に続いて後編でもご紹介します。
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2022/08/01 Mon.
所変われば、音色も変わる。今年の夏はお気に入り風鈴で涼しく【後編】
風に揺れて「ちりん」と鳴るだけで、涼を運んでくれる。夏の暑い日に風情を運ぶ風鈴ですが、じつは日本各地でさまざまな種類があります。今回は、全国47都道府県の風鈴が勢ぞろいするという川崎大師の表参道・仲見世通りの「風鈴市」を訪れ、日本各地の風鈴に触れてきました。
前編に続いて後編でもご紹介します。
「静岡県・かも風鈴」
西伊豆在住のガラス作家によって手作りで作られる風鈴は、強い西風でも割れないよう肉厚さ。風鈴の音色が一つひとつ異なります。
「岐阜県・美濃焼風鈴」
岐阜県の東濃地方において制作される陶磁器「美濃焼」で作られた風鈴。美しいツヤのある白さが、上質感を演出します。
「愛知県・常滑焼風鈴」
愛知県常滑市周辺で作られている陶器「常滑焼(とこなめやき)」で作られた風鈴。常滑焼は平安時代の後期に誕生した伝統工芸品で、日本六古窯(にほんろっこよう)の一つとされていて、中世の時代から長く生産されています。
「長野県・水引風鈴」
長野県の伝統工芸品である水引でデザインした華やかな風鈴。和風でいてカラフルな色合いが空間を彩ります。
「富山県・真鍮風鈴」
富山県高岡市の伝統産業「鋳物」の鋳造・加工技術を生かし、現在のライフスタイルにも合うデザインに仕上げたもの。真鍮ならではの澄み切った音色を楽しめます。
「新潟県・地蔵堂風鈴」
金属加工の街・燕三条で、1973年に創業した地蔵堂により作られている風鈴。ニッケルとクロムの独自配合により高音域層の音が出る風鈴専用のステンレス材を使用しています。
「兵庫県・神戸風鈴」
宙吹きという技法を使って一つひとつ手作りで作られており、音色も形も少しずつ異なります。和と洋が融合する神戸の街のようなモダンさが魅力です。
「奈良県・瑠璃(るり)風鈴」
ガラス文化の美しい瑠璃の輝きを、古都奈良の地で新しい文化として根付かせるべく作られた風鈴。色柄は、古くから使用されている衣装の色柄よりイメージしたもの。
「愛媛県・砥部風鈴」
白磁にパッチワークのような和柄の紋様がかわいらしい砥部焼の風鈴。どこか懐かしい趣が感じられます。
「愛媛県・虹の森ガラス風鈴」
南予・宇和島の吹きガラスで作られた涼しげな風鈴。ころんとしたかわいらしい形と澄んだガラスの涼しげな見た目で、人々から愛されています。
「大分県・別府竹風鈴」
竹細工の生産が全国的に有名な大分県別府市で作られた風鈴。涼しげな竹細工と鋳物の澄んだ音色が特徴です。
「熊本県・天草藍(あまくさあい)風鈴」
天草の「陶石」の素材を最大限に生かすべく、一つひとつ手描きにて作られています。磁器特有の澄んだ音色も魅力です。
「熊本県・くまモン風鈴」
焼き物で作られた熊本県のキャラクター風鈴。手描きなので一つひとつ表情が異なるのも愛らしく、人気の一品です。
「鹿児島県・薩摩切子風鈴」
江戸時代末期に薩摩藩で作られた「薩摩切子」で作られた風鈴。無色のガラス生地に色ガラスを厚く被せたところに細かな模様が刻み込まれており、重厚感たっぷりです。
「沖縄県・沖縄びーどろ風鈴」
沖縄本島を中心に生産される吹きガラスで作られた風鈴。沖縄の自然のような鮮やかな色合いが、とても涼しげです。
それぞれの土地の魅力がさまざまに表現されている風鈴。せっかく自分の部屋に飾るのなら、見た目や音色にこだわって選んでみるのもいいかも。お気に入りの風鈴は、より思い出深い夏を運んできてくれそうです。
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