わがままボディに、喝＆勝つ！いまこそおうちでセルフケア

「産後」という忙しさMAXのときにワークアウトを始めた

こんにちは、長谷川雪江です。

私はもともと運動が苦手で、スポーツとは無縁でした。ですが、産後ダイエットとしてランニングをスタート。それをきっかけに、筋トレ、キックボクシング、ヨガ……など、カラダを動かすことが大好きになりました。運動すると、メンタル面もポジティブに変化する。「カラダ」と「ココロ」は繋がっていることを実感するんですよね。

運動はもちろん、なかでも、セルフケアの時間は自分と向き合う時間としてとても大切。空いた時間に手軽にできるグッズを使いながらセルフケアをしていると、思っている以上に毎日カラダを酷使しているんだなぁ、と思います。

自分のカラダが今どんな状態なのかを知ることは、とても大事なこと。「ここが張っているな」「ここが凝っているな」と感じて「カラダの声」を聞けるようになることも、日常的なセルフケアの目的の一つです。毎日ケアを続けていると「今日はカラダが軽い！」という感覚も分かってきます。それが「今日は沢山歩いたから夜ケアをしてほぐしてから寝よう」という意識に変わっていきます。意識が変わると行動も変わってきます。私のように「運動するの嫌だなぁ」と思っていた人も「今日はちょっとストレッチしてみよう！」と思えたり、食べるものも自然とカラダが元気になるものを欲するようになりますよ。

今回は、そんな私が愛用しているセルフケアグッズについてご紹介します。

全身の筋膜をケアする「フォームローラー」

こちらは、カラダ全身の筋膜をケアできる「フォームローラー」。比較的大きな筋肉をケアできます。

使うタイミングでおすすめなのは、お風呂上がりのカラダが少し温かくなっているとき。一日の疲れを翌日に残さないために、私はTVを観ながらゴロゴロしたり、スマホをチェックしながらゴロゴロしたりしています。

背中はもちろん、ふくらはぎや前もも、背中まわりなどもゴロゴロゴロゴロ……。こちらの「IMPHY」のフォームローラーは、硬すぎず耐久性がいいので、6〜7年ほど愛用しています。

ボコボコの突起部分がさまざまあり、あてる場所によって感じ方が変わります。ポイントは、「痛気持ちいい」という感覚で行うこと。「痛い！」と感じると筋肉が硬くなってしまうので、呼吸を止めずにゆっくり行いましょう。

小さな部分の筋肉・筋膜をケアする「ストレッチボールズスパイラルハード」

ふとしたときに手軽に使えるのがこちらの「ストレッチボールズスパイラルハード」。ボールが2つくっついたスパイラル模様のリリースボールです。

私は仕事の合間に足裏をほぐしたり、トレーニングの際にジムに持っていき、トレーニングの前後に使ったりしています。運動前や運動の最中に使うことでその部分の筋肉が温まり、可動域が広がるのでケガの予防にも繋がります。

こちらの「IMPHY」のストレッチボールズスパイラルハードは、程よい硬さとスパイラルの凸凹がカラダに程よくフィット。真ん中のくぼみが、ちょうどよくふくらはぎやももの裏、背中にぴったりとくるんです。

立てて使うこともできます。私はこうして腸腰筋のケアに使うことも。パソコン作業で疲れる腕にも使っています。小さく携帯しやすいのもよくて、出張や旅行の際は必ず持っていくほどです。

大きめで360℃使える「スパイラルボール」

こちらの「スパイラルボール」は、大きめのリリースボールでぐるぐると360℃転がるので、丸みのある臀部のケアにおすすめ。私はお風呂上がりのカラダが温まったときにこちらを使うことが多いです。

デスクワークなどで長時間座りっぱなしでお尻が硬くなると、腰への負担にも繋がります。お尻の筋肉（大臀筋・小臀筋・中臀筋）をほぐしてカラダの不調をセルフで整えながら、きれいなお尻を目指したいですね。

リラックス効果も期待できる「ストレッチポール」

こちらの「ストレッチポール」に乗りゆっくりと呼吸することで、リラックス効果が。スマホ生活で肩が巻き肩気味になっている方は、上向きになって寝ているだけでも胸が開きやすくなります。

コロナ禍やデジタル社会により現代人はストレスを感じ、自律神経が乱れていると言われています。仕事や運動で集中しているときの交感神経とリラックスし呼吸が安定しているときの副交感神経のバランスが大切なのですが、今はマスク生活で呼吸も浅く交感神経が優位になりがちだそう。できるだけリラックスした状態を作るためにも、ストレッチポールに乗って転がる動きはおすすめです。

ストレッチポールの上で仰向けになるのを基本姿勢として、手足を動かす基本的なエクササイズ「ベーシックセブン」という動きを15分ほど行うとカラダの緊張がとれ、副交感神経が優位になります。リラックスでき、そのまま寝てしまうほど。

上に仰向けに乗るだけでなく、いろいろな部位をほぐしてみましょう。なかなか寝付けない日や鬱々としがちな雨の日にもいいですよ。

日々の疲れを翌日に残さないことで、元気に明日を迎えられます。忙しい毎日の合間で「ながら」でできるセルフケアが、自分の外見も内面もガラッと変えてしまうきっかけになると思うので、ぜひ手軽にできるグッズとともにセルフケアにトライしてみてくださいね。

Profile

長谷川雪江

@yukieeeee19

1981年生まれ、兵庫県神戸市出身。エイベックスにてアーティスト活動後、3児の子育てと並行してランニングを開始。ランニング・筋トレ・ヨガ・キックボクシングなどさまざまなスポーツを産後から始めアクティブに過ごすママトレーナー。フィットネストレーナー、パーソナルトレーナーとしてリアル＆オンライントレーニング、トレーナー育成、セミナーなどを行う傍ら、インフルエンサーとして企業PRも行う。