1年の疲れがたまりやすい年末は、自分を癒す術をとくに意識して過ごせたらいいのかも。仕事に家事に趣味に……と忙しく過ごした一日をリセットする夜、あの人はどんな過ごしかたをしている? 今回は、モデル・はなさんにインタビュー。モデルやラジオパーソナリティとして活動の傍ら、お菓子作り、仏像鑑賞、茶道、パンダ……と多趣味なはなさん。そんな彼女の夜の過ごし方について、お話をお伺いしました。
2023/11/17 Fri.
「おいしいごはん」「心地いい眠り」モデル・はなのナイトルーティン
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2023/11/17 Fri.
「おいしいごはん」「心地いい眠り」モデル・はなのナイトルーティン
1年の疲れがたまりやすい年末は、自分を癒す術をとくに意識して過ごせたらいいのかも。仕事に家事に趣味に……と忙しく過ごした一日をリセットする夜、あの人はどんな過ごしかたをしている? 今回は、モデル・はなさんにインタビュー。モデルやラジオパーソナリティとして活動の傍ら、お菓子作り、仏像鑑賞、茶道、パンダ……と多趣味なはなさん。そんな彼女の夜の過ごし方について、お話をお伺いしました。
― 仕事に趣味に、お忙しいはなさん。どんなふうに頭や心を落ち着けていますか?
私、すごく早寝なんです。野球観戦が好きなので野球シーズン中は10時くらいまで起きていますが、シーズンオフだと8時ごろには寝てしまいます。6時ぐらいからゆっくりと夜ごはんを食べ、食べ終わったらすぐ寝てしまうことも多いです。
― 8時! 帰宅後のタイムスケジュールはどんな感じですか?
撮影が早く終わって夕方くらいに帰宅できる日は、帰宅後すぐ夕食の準備に取りかかります。ある程度下ごしらえを終えたら、ごはんを食べる前にお風呂に入ります。
― ごはんの支度とお風呂の後に、夜ごはんなんですね。
ごはんの時間は、私にとってすごく大切。何も考えず、できるだけリラックスして過ごしたいんです。小さい頃からそういう習慣がありましたね。基本は家で食べることが多くて、7〜8品作ってお酒も飲みながら。毎日、宴会ですね(笑)。食べるものがわらわらといっぱいあると、楽しいし、なんかいいじゃないですか。一食一食を、すごく大事にしています。
― とはいえ忙しくて早く帰れない日もありますよね。疲れた日に意識して行うことはありますか?
家が落ち着く場所。なので、帰宅したときがオフモードになる瞬間です。おいしいごはんを楽しく食べて、お腹いっぱいになって、眠くなって寝る。特別なことはしていないですが、それが私の元気の源です。
― 寝られないときもあったり?
たまにあります。ぐるぐる考えちゃったり。睡眠の専門家の方に聞いたのですが、そういうときは全然違うことを考えながら、目を閉じるといいみたいですよ。モヤモヤ考えていることを意識的に一回やめると、すっと眠りにつけたりするとか。
― 寝るってすごい大事。睡眠のグッズにもこだわりが?
寝るための寝具やパジャマは、すごく大切に選んでいます。おふとんに入ったときに、意識的にリラックスした状態に切り替わるように。
― パジャマのこだわりは?
おふとんに入るときは、家着からパジャマに着替えるんです。家着とパジャマが同じという方も多いかと思いますが、私はベッドに入るときは、家着からパジャマに着替えたい派。まず帰宅したら家着に着替えるのですが、そこでダラダラしないですぐごはん作り。その後お風呂からあがったら、パジャマに着替えておふとんに入って。それで小一時間ぐらい休憩します。切り替えのスイッチとして、パジャマは、自分の中ですごくだいじ。
― ごはんの前にソファとかではなくベッドで休憩?
ソファでさくっと休憩してみたいのですが、できない性分で。ソファに座ってると少しは休めるんですけど、いろいろ気になってきちゃって。あれやらなきゃこれやらなきゃ、といろいろ考えちゃうんですよね。
― わかる気がします。
おふとんに入ると、もういいや、となれる。「おふとんでは何もしなくていい」と自分の中で、思っているんでしょうね。家の中にそういう場所を作っておくと、すごくリラックスできると思いますよ。リラックスするために、ちゃんとパジャマに着替えてからおふとんに入る。ごはんの前にいったん休憩するとリセットできて、元気になれる。で、ごはんをおいしく食べられるんです!
― そのときは、ちゃんとパジャマに着替えるんですね
パジャマは、いいですよ! なんだろう、ごろんとしやすいようにできてるし。おふとんに入ったときにストレスがない状況を作ってあげて、寝て、回復。それがエネルギーになっていますね。パジャマは、コットンが好き。
― で、リセットしてから、夜ごはんの時間。
はい、そのときはまたパジャマから家着に着替えます。パジャマのままキッチンに立ってもスイッチ入らなかったりもするから。自分の中で、スイッチが何段階かあるんでしょうね。で、最終的な着地点は、パジャマ。
― ということは……、家に帰って4回ぐらい着替えてるってことですね。
そうなりますね。下をパジャマに着替えるだけでも、おふとんに入っていいんだ、って思える。
― それにしてもこのパジャマ、かわいすぎます!
これはハワイに行ったときに買ったものです。これからクリスマスだから、かわいいかなと思って。
― ベッドで休むときは、パジャマに着替える。それが切り替えのスイッチになっているんですね。
はい。おふとんに入ったときは、本当に休む。そういう「聖地」を家の中に作ると、心からリラックスしやすいのかもしれません。
― この季節の理想の夜の過ごし方は?
11月末くらいに、毎年クリスマスツリーを飾ります。150センチぐらいの、結構大きいツリー。1ヵ月くらいクリスマスのムードを楽しみます。リビングを真っ暗にして、クリスマスツリーの明かりをチカチカさせて……なんて、素敵。外から光がチカチカしてるのが見えたら、それを見る人もほっこり気分になれて素敵だなって。誕生日も近いんです。だから、それを祝うようなムードを味わうのも好きです。
― 年末の予定は?
ああしようこうしよう、とかは特に決めてないんですけど。おせちを毎年準備しています。できるところまでは、てづくりで作っています。年末の最終週は、おせちの準備で忙しくしていますね。何をいつ準備したらいいのかiPadに書き込んでいるので、毎年その買い物リストをひっぱり出して。
― スケジュール管理はどうされてますか?
iPadを持ち歩いているので、それは手放せないです。私はiCalを使っていて、仕事とプライベートとで色分けをして予定管理しています。「アナログの手帳を使ってそう」とよく言われるのですが(笑)、意外とアプリ派なんです。いろいろな予定があるのでそれを上手に管理して、夜のおうち時間は完全にオフモードに切り替えています。
― 自然体な過ごし方、素敵です!
寝るまでの時間をどうやって過ごすかは、人それぞれ。夜の時間を幸せな気分で自由に過ごせると朝の目覚めもいいし、有意義な明日が過ごせそうですよね。
ていねいにごはんを作ってお気に入りに囲まれながら寝ることが幸せという、はなさん。自分の心に自然体で向き合う、はなさんらしいナイトルーティンでした!
撮影:廣江雅美
はな
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モデル、テレビやラジオDJ、ナレーション、エッセイ執筆など多岐にわたり活動。英語・フランス語に堪能で、その語学力を活かした絵本も出版。趣味はお菓子作りや茶道、仏像鑑賞。2017年9月国宝応援大使就任。NHK「中国語会話」への出演をきっかけに、日本パンダ保護協会「パンダ大使」任命。書き下ろしエッセイ「今日もお稽古日和」が発売されたばかり。今年10月には『別冊天然生活 はなのお菓子(扶桑社)』を発刊。
『別冊天然生活 はなのお菓子』(扶桑社ムック)
「小さな頃からお菓子づくりが大好き」というはなさん。天然生活webでの連載「はなのお菓子」で人気だったレシピを集めて、1冊にまとめました。「いちごショートケーキ」「タルトタタン」「台湾カステラ」「バスクチーズケーキ」など、はなさんが試作を重ねてできた32のレシピ。ぜひお家でつくってみてください。お菓子づくりに目覚めたきっかけなどについてのインタビューも掲載。2023年10月発売。
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