まずは、スキンケアから火照り肌をひんやり冷却しましょう！

投入したいのは①インナードライ対策と、②毛穴引き締め＆火照りケア。

早速、それぞれのアイテムをcheckしていきましょうッ！

①のインナードライ対策に大活躍してくれるひんやりアイテムは、ニッピコラーゲン化粧品の「ニッピコラーゲン スキンケアジェル NMバランス」。
洗顔の肌に使用するコラーゲン導入美容液です。

大人の皮脂テカ肌のほとんどは、インナードライであることがほとんど。
表面はベトついているのに、角層が水分不足で乾燥している状態です。
汗と一緒に肌の水分も蒸発するので、大量発汗する夏はインナードライ地獄！
放っておくと、毛穴が目立つ・化粧ノリが悪くなる・メイクが崩れやすくなる……など最悪が目白押し。

そこで活躍するのがスキンケアジェル。
生コラーゲンを補給することで、火照りからくる赤みや大量発汗による乾燥などをケアしてくれます♡
冷蔵庫で冷やして使う美容液なので、塗ったときにひんやり肌を冷却してくれるのも真夏に嬉しい要素。
使い続けるほどに、乾燥・赤み・過剰な皮脂・ごわつきの悩みをクリアに導いてくれます。

そしてもう一つのひんやりスキンケアがKOSEの「インフィニティ クール アストリンゼント タイトアップ」。
スキンケアの仕上げに冷え冷えの炭酸美容液でキューーッと、毛穴引き締めを行います。

これをメイク前に仕込んでおくと、
「毛穴が目立たなくなる！」
「肌表面がすんごいなめらか！」
「メイクが崩れにくくなる！」
実感に惚れ惚れするはず♡
元々美容皮膚科医もお手上げの開き毛穴だった私も、毎日使ってたら毛穴が小さく引き締まりました(嬉)！

この2つのケアをするかしないかでは、1日の肌のコンディションが全くの別物に。
ぜひとも取り入れてほしい真夏スキンケアのスター選手です！

肌土台をひんやりさせた後は、肌を冷却してくれるベースメイクで、ひんやりの重ね技へ！
ベースアイテムで取り入れるなら、ファンデよりも下地がおすすめ。
今手持ちのアイテムも活かせますし、何より密着力が高まってメイクが崩れにくくなるからです♡

今季の即戦力はエスプリークかコフレドール。
どちらも超優秀なので迷うところ。
ここは好きな肌仕上がりによって選ぶのが正解です。

特に「透明感のある肌にしたい」なら、エスプリークの「ひんやりタッチ パーフェクト キープベース」。

塗った瞬間からサラサラ肌に変わるので、シャワー後すぐにメイクする時も使い勝手抜群！
薄ピンクの下地で肌の色ムラを補正するだけでなく、肌トーンアップ効果で透け感のある肌作りが可能に♡
密着度が高いのでマスクによるファンデヨレも起きにくく、普段喋る機会が多い方には超絶おすすめです。

そして、特に「肌悩みをカバーしたい」のなら、コフレドールの「アイスプライマー1種」がベスト。

薄付きファンデーション級のカバー力があり、これだけでもベースメイクが完了できるほど。
しかもファンデの上からでも使えるので、本格的なお化粧直しが一瞬でできて便利です。
（ファンデのお直しって結構難しいですが、これなら簡単！）
サラサラ肌の持続度も高く、マスク内でも快適無敵♫

ちなみにどちらのアイテムも、その後に重ねるファンデはパウダリーよりも密着度の高いリキッドがおすすめ。
リキッドを塗布した時もスポンジやブラシで伸ばすと、より崩れにくくなります。

ひんやりCOOL肌が出来上がったら、残すはポイントメイク。

マスク着用生活ですから、涼しげに見せるアイメイクがGOOD。

清涼感を与えるカラーと言えば寒色系ですが、イエベ肌かブルベ肌か選びたい色味やカラーは異なります。

【イエベ肌】
ただ単にブルーをのせるだけだと、派手顔仕上がりになりがちなので、パキッと暖色系をポイントで入れるのがおすすめです。

使ったのは、セザンヌの「シングルカラーアイシャドウ07（アイスブルー）」とリンメルの「プリズム クリームアイカラー011（イエロー）」。
ベースにアイスブルーをONして、二重のラインに鮮やか発色のイエローをしっかりのせるメイクレシピです。
イエローが目元の印象を引き締めてくれるので、目の形を美しく盛りつつ、オシャレ＋涼しげ演出も叶います♡

【ブルベ肌】
青みカラーと相性がいいブルベ肌。
涼しげ印象と“夏っぽ”オシャレを楽しむなら、アイスブルーのシャドウとエメラルド系ブルーのアイライン使いが今季イチオシ！

使ったのはTHREEの「シマリングカラーヴェール ステートメント」のSHE'S LIKE THE WIND色と、「インディストラクティブルアイライナー」のNORTHERN LIGHTS色。
2STEPで完成する、涼しげ目元デザインです。
アイスブルーのシャドウは、肌の透明感もアップする色味なので、肌色補正という嬉しい効果も……！
同じブルーでも系統の違う色味を合わせることで、オシャレ度が格段に上がります♡

イエベ肌もブルベ肌も、シャドウやアイラインの入れ方によって色んな印象に早変わりします。
ちなみに、指の腹を使って塗ると密着度がUPし、アイメイクヨレ防止になります。

スキンケア→ベースメイク→アイメイクと、ひんやりアイテムで仕上げたら、真夏の火照り肌対策は準備完了！
滝汗したたる猛暑日でも、マスク内サウナの日々でも、とっておきのコスメたちで快適に夏TIMEを楽しみましょ♡

馬場さおり
＠bkrw_beauty

エステサロン専門業界誌の編集者、美容家。予防医学を基盤としたダイエットやスキンケアから、化粧品情報やメイクまで「美」にまつわる分野で幅広く執筆活動をする。美容家としてメディア出演やセミナー講師などで活動する傍ら、日本編集ライター検定講師として、編集・ライティング指導も行う。