私のファーストリュックは、「PRADA（プラダ）」のナイロンバックパック。アウトドア対応のモデルで、耐久性アリ、軽量。そして、シンプルで飽きのこなさそうなデザイン、モードな雰囲気がいろんなコーデにマッチしそうだと思い5年前の自分の誕生日に購入。今も変わらず、一番出番の多いリュックがこれです。

シンプルなコーデに程よいモード感をプラスしてくれる存在。ラフな中に尖ったところがあったりギャップ感のあるスタイルが好きなので、カジュアルだったりラフなアイテムは、小物や素材、カラーの組み合わせでなどで、自分らしさというスパイスを必ずいれます。

ビッグショルダーのトップスに黒×白×水色の色合わせをポイントにしたシンプルなコーディネートは、日中はミーティング、夜はレッスンという予定の日に最適。iPadとイヤホン、着替えやタオル、シューズをサクッと放り込んで、ボトムだけ履き替えてレッスンへ。シンプルでラフなコーデこそ、ちょっとしたインパクトや遊び心、ハイブランドバッグの投入で一癖つける、がポイントです。

アクティブウェアブランド「UNOHA（ウノハ）」のNYLON DRAW STRING BAGは、春先に新しいウェアと一緒にオンラインストアで購入しました。レッスン用にと思っていたけど、実際に持ってみると使いやすいし合わせやすくて、今やデイリーユースに昇格。ワンショルダーでも、ナナメにかけても、背負っても。コーデによって持ち方を変えると、見え方も変わっていいですよね。ナップサックのようなシンプルなデザインも気軽で気に入ってます。

ワンカラーのスタイリングは、素材やサイズで変化をつけるのが私のバランス。フェザーのタイトスカート、LAのフリーマーケットで購入して大切にしているビッグサイズのバンドT、足元はマルジェラのTabiブーツを合わせて、アイテムにもギャップ感があるコーデには、スポーティなナップサック型のリュックを合わせてハズしたい。

袋型のリュックは、中で物が迷子になる心配がありますが、これはサイドにチャック付きの隠しポケットがあるので、問題なし。私はここに鍵やカードケース、AirPodsなどの細かいものを入れてます。友達とランチタイムにサクッとオフィスの近くのカフェでキャッチアップの日などはパパッと最低限を放り込んで出かけたい。そんなときにこのNYLON DRAW STRING BAGが活躍してくれます。

「Aeta（アエタ）」のBACKPACK DCは、最近のニューフェイスです。見た人全員に驚かれるのは、このサイズ感。Mサイズが通常のリュックと同じくらいのサイズ感で、私のがXLというサイズです。赤ちゃん1人は余裕で入りそうな大きさとよく言われるのですが、あながち間違いでもないかも（笑）。この規格外というか、想像の斜め上をいく大きさに惹かれて購入しました。

実はこのリュックに出逢うまで、このブランドを知らなかった私。「Aeta」というブランドですと教えてもらったその場で、知らないことを調べがちな私の検索に引っかかったのが、このコンセプト。

ーAeta（アエタ）は、“様々な国や地域に赴き、現地での一期一会を形にするブランド“で、ブランドネームの語源は、日本語の『逢えた』ー

これを目にした瞬間、さらに魅力が増したのは言うまでもない。出張先の札幌でフラッと立ち寄ったショップで意図せず出逢い、「なんじゃこりゃ！」という衝撃のまま、はるばる札幌からお持ち帰りした、一期一会のお買い物ヒストリー。三泊の出張にキャリーではなくてリュックで行きたい！を叶えられる大きさです。

「インパクトにはインパクトを」ってことで、目が覚めるようなビタミンカラーのグリーンのパンツに変形のカットソーを合わせて、ベリービッグなリュックを背負ってたら、100メートル先からでも見つけられる、と言ってもらえるほどの目立ちようでした。

趣味は？と聞かれれば、唯一あるのが「スキンダイビング」。夏は休みとあらば、海へ。もともとは、フィンやスノーケル、マスクを持ち運ぶために買ったのが、こちらの「GULL（ガル）」のウォータープロテクトスノーケリングリュック。

24Lと大容量入るので、バスタオルも含めて収納可能。水に濡れても全く心配ない防水タイプで、海や川のレジャーやプール、BBQと、アクティブな遊びに大活躍しています。

脱いだらすぐ海にダイブしたいから、大体は水着の上に簡単に服を着て、海上がりはビキニトップで下だけ履く、が定番のスタイル。自然に乾くでしょ、のマインドです。風通しのいいリネン素材のカーゴパンツは、濡れても乾きやすく着心地もいいので、このボトムに水着、カットソー、シャツを合わせるコーディネートが多い気がします。オフシーズンは、このリュックに、フィン、スノーケル、マスクを収納したまま保管できるので、それもとても便利です。

ファーストリュックにPRADAを迎えてすっかり使い心地に味をしめた私は、ひとまわり大きいタイプのBACK PACKを追加しました。さらにポケットの数が増えて、小物の収納も格段しやすくなって、チェスト部分にもホールドできるベルトがついたので、より持ちやすく、疲れにくくなった気がします。

アウトドア対応は変わらず、機能性、耐久性がありながら、モードで品のある洗練されたリュック。ブランドバッグなのに、気にせずガシガシ使いまくっているのは、このリュックたちくらいです（笑）。それくらい使用頻度が高くて、見た目にも使い心地にも満足できるリュック。

ショートトリップだと、これくらいのサイズで全て完結できるのがベスト。来月に予定している旅行は、このスタイリングで行こうと目論んでおります。

使えるからこそ、魅力的な黒リュック。「オシャレは我慢」という言葉は、リュックに対しては、無効でいいと思います。実用的で、機能的で、疲れにくく、日々持ちたくなるか。自分の日々のコーディネートとも相性の良いデザインであるか。この2つが、私的自分の黒リュックに出逢うためのポイント。

黒リュックはトレンドではなく、スタイルを大切に。

ikko masuda

@ikkoxxxoo

ウォーキングトレーナー、エシカルコンシェルジュ。ファッションショーの総合演出や、モデルウォーキング講師、ガールズプロジェクトのプロデュースなどを経て、通算1万5千人以上にモデルウォーキングを教えている。現在では自身のウォーキングメソッドを活用した、大人の女性に向けたウォーキングプロジェクト「SHIKI」が進行中。

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