夏といえば、アフリカンが着たくなる季節。リヤドでは、色鮮やかなアフリカンバティックも豊富に取り揃えています。ビビットな色使いや柄使いに垣間見られるのは、強い日差しやドライな大気に負けない強さ。アフリカンプリントにはそれぞれの柄に意味があり、それを探りながら好みの一枚を選び出すのも楽しみの一つです。
今回は、この夏にまとってパワーをもらえそうなラインナップをご紹介。存在感のある一枚を初夏から普段のコーディネートに取り入れて、ぜひ自分のものにしてみてください。
Vintage african batik green × bird cotton wrap skirt ¥25,080(税込)
鳥柄のラップスカート。ぱっと見でツバメとわかるプリントはときどき目にしますが、こちらは珍しい手書きタッチのツバメ柄になります。この柄の意味は、「今日の富は明日の富を保証しない」というもの。お金にはツバメのように羽が生えていて、掴んでいないとお金が行きたい方へ飛んでいってしまうため「どこかへ行ってしまわないよう」と生地にプリントされたという、ユニークないわれをもちます。幸運のシンボルマーク・ツバメを身にまとったら、ラッキーが舞い込みそうな気がしますね。
Vintage african batik brown × khaki pink umbrella cotton wrap skirt ¥27,280(税込)
ラップスカートをワンピース風にアレンジ。ウエストに巻くひもは、クロスして首の後ろで結んでいます。スカートにすると丈が長すぎてしまう……という小柄な方でも、アフリカンの自由な感覚で自分なりのアレンジを入れて楽しんでみてください。
Vintage african batik plaid × embroidery cotton dress ¥25,080(税込)
襟元のハート刺繍がポイントのオーバーサイズのワンピース。アフリカンバティックは大きめなサイズ感と出合えることが比較的多いので、レイヤードも楽しめます。写真のようにフードワンピースをインしたり、中にタンクトップを着て片方の肩を落として着用したり。オーバーサイズを生かしていろいろなスタイリングにトライしてみてください。
Vintage african batik red frill cotton tops ¥19,800(税込)
カーリーなお袖がポイントの珍しいシルエット。並線の意味は、「暴力で人を抑圧するのではなく、ペンは剣より強い」という意味が込められています。これは、初代大統領の同士が政治的敵対者や困難を乗り越えるために暴力ではなく、ペンを使ったそのパワーを表したものとか。こんなラブリーな見た目なのに、意志のつまった一枚です。
Vintage african batik blue cotton set up ¥27,280(税込)
亀の甲羅の意味のプリント。これは「ツエツエバエが固い亀の甲羅にいても血を吸うこともできずに無駄なだけ」すなわち、「無駄なことをしても意味がない」というアフリカのことわざから来ているとか。鮮やかなブルーの格子柄が、鮮やかに夏のシーンに映えます。
おしゃれすることにときめきを感じる、夏のはじまり。だからこそ、自分らしく。唯一無二のヴィンテージに、身を包んでみてはいかがでしょうか。ときめくものを身にまとったときの高揚感は、いくつになっても変わらない、普遍的なものです。