コロンとした形が可愛いドロップ型のフラワーベース。お花の教室で、ブーケ作りのワークショップ受けた際に購入しました。「TODAY’S SPECIAL」でも取り扱っています。花束をそのままバサっと生けられる口の大きさと高さ、ふんわりと底に向かって広がる形状、そして主張のないデザイン。花束をキレイに生けられる花瓶です。

こちらの花瓶はシンプルなので、ボリューミーで華やかなアレンジや主役になる花を中心としたアレンジで生けています。今回はクリームイエローの大輪ガーベラ「パスタ」を主役に。主役を目立たせるため、他の植物は小花や小さなアクセントになるものをチョイスしています。軽やかな雰囲気に生ける場合は、枝分かれした垂れる花を最初に生け、土台を作るのがポイント。枝の間に絡ませるようにその他の花を生けると、ふんわりと仕上がります。今回はクリームイエローを大人可愛く演出するパープルと合わせました。

北欧家具ブランド「FRITZ HANSEN」は家具のイメージが強いですが、「花を生ける」ことを楽しめる個性あふれる花瓶も多くラインナップされています。生け花のように1本1本バランスを見ながら飾るイケバナベースは、普通の花瓶では自立できない角度でも上下の穴に茎を通すことで、自由自在にアレンジが可能。茎から花まで、全てを美しく見せてくれます。雑貨屋さんでふと目にとまったこちらの花瓶。花を生けることを最大限楽しめることに、一目惚れ……！　大きく口が空いているのでお手入れが楽なところも魅力的に感じ、購入しました。

植物が生き生きと呼吸しているような、軽やかな花たちを中心に生けてみました。ギュッと詰めるのではなく、そよ風が通るように抜け感を大切に。こちらの花瓶は少量の花でもボリューミーに生けることができ、ダイニングの中心や玄関のメインスペースに飾っています。

ワイヤー作家・森田節子さんの作品。軽井沢のアトリエで出合いました。実際に花を生けるのは中央の試験管部分と少量ですが、花瓶の形に作られたワイヤーアートが立体的で、壁飾りとしてとても存在感があります。こちらの花瓶にはくねくねと動きがある茎や垂れるような茎の植物を飾っています。今回はスカビオサの蕾に動きがあって可愛かったので、こちらの花瓶に生けました。

この植物を合わせたい、と強く思わせてくれる不思議な花瓶。アイビーやベル咲きのクレマチスなどの垂れる植物を見つけると、この花瓶のために購入してしまうほど。玄関から入った正面の壁に掛けて、出迎え役を果たしてくれています。照明の光により、植物やワイヤーの影が壁に落ちるところも魅力的です。

オランダのインテリアブランド「DES POTS」のフラワーベース。こちらもTODAY’S SPECIALで購入しました。丸みのある個性的な形と透明感のあるデザインが素敵で、お店では涼しげなデルフィニウムが生けられていたのが印象的でした。

お庭で摘んだ花を生けるのがこちらの花瓶。お庭手入れの際に、植物の育成のために咲いている花も一緒に剪定をすることがあります。キレイに咲いているものはこちらの花瓶で家の中で楽しむのですが、思いの外長く咲いてくれたり蕾が開花したりと、とてもワクワクさせてくれます。また、こちらの花瓶には軽やかな小花を中心に生けるのが好きで、青山フラワーマーケットで販売されている少量のブーケ、グラスブーケやキッチンブーケを購入して生けています。ダイニングの飾り棚やキッチン周りに、さり気なく添えるように飾っています。

軽井沢を拠点として活動している陶芸作家・松野章弘さんのフラワーベース。

松野さんが作る陶磁器の作品は、シンプルな中にやさしさを感じます。日常に寄り添ってほっとさせてくれる雰囲気がとても好きで、器や花瓶を少しずつ集めています。

シンプルでやさしさを感じる花瓶とは反対に、力強い色のラナンキュラスを3本合わせました。以前お花屋さんで、一輪挿しに1本も魅力的だけど、同じ花を何本も生けると存在感が出て雰囲気が変わると教えていただきました。こちらの花瓶で実践すると、花も花瓶も主役といった印象に。合わせる花を選ぶのが、楽しくなりました。

季節を取り入れたくて始めた、#花のある生活。花を選ぶときはその日の素直な気分を大切にしています。インテリアだと黄色いクッションは飽きるかな、お部屋に合うかな、といろいろと考えてしまい冒険できないこともありますが、花ならどんな色にも挑戦できるのです。まるで旅行先で食べる、ビュッフェのように。自分の素直な気持ちに寄り添える時間が、花を選ぶ時間。ナチュラルな気分の日もあればカラフルな気分の日もある。だからさまざまな花と調和しやすい花瓶を選ぶようにしています。

今日のあなたの気分は何ですか？　素直な気持ちを花で表現できたとき、花ともっと仲良くなれるはずです。

Atsuko

@ma_home0211

グラフィックデザイナーとして活動しながら、暮らし系インスタグラマーとしても花のある暮らしの魅力を発信中。

★お知らせ★
PARCO JOURNALのWEBサイトがオープンしました！
いままでパルコの公式アプリ「POCKET PARCO」でしか読めなった記事も、
WEBサイトですべて読めるようになりました。
ぜひ「PARCO JOURNAL」をお気に入り登録して、いろいろな記事をお楽しみください。

https://journal.parco.jp/