山内マリコによる同名小説を映画化。都会の異なる環境を生きる二人の女性が、恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く姿を描く。主人公の箱入り娘・華子には、門脇麦。地方から上京し、自力で生きる美紀役に、水原希子。奇しくも二人を繋ぐことになる、弁護士・幸一郎役に高良健吾ほか、若手実力派俳優が集結。20代後半から30代にかけて息苦しさを抱える女性たちが、軽やかに変化していく姿を、最後の青春譚として静かに紡いでゆく。