先日公開した、今回の「Shibuya Pilot Film Festival/渋谷パイロットフィルムフェスティバル」のレポート前編に続き、後編では本フェスティバルを共同主催する、Whatever Co.の川村真司監督と、CHOCOLATE Inc.の栗林和明監のトークセッションの内容をさらに掘り下げてお届けします。世界を目指す映像クリエイターたちの挑戦と、パイロットフィルムを公開することで巻きおこる未来の可能性、そしてトークセッションの生の声をレポートします。
左:川村真司(かわむら・まさし/Whatever Co.) ストップモーション時代劇『HIDARI』の監督・原案・脚本を担当。Whateverのチーフクリエイティブオフィサー。180 Amsterdam、BBH New York等の世界各国のエージェンシーでCDを歴任後、PARTYを設立。2018年クリエイティブ・スタジオ Whateverをスタート。2023年Open Medical LabのCCOに就任。グローバルブランドのキャンペーン、プロダクトデザイン、MVなど活動は多岐に渡る。Creativity「世界のクリエイター50人」、Fast Company「ビジネス界で最もクリエイティブな100人」に選出される。
右:栗林和明(くりばやし・かずあき/CHOCOLATE Inc.) 2026年公開目標の劇場アニメ『KILLTUBE』監督。映像企画を中心として、空間演出、商品開発、統合コミュニケーション設計を担う。JAAAクリエイターオブザイヤー最年少メダリスト。カンヌライオンズ、スパイクスアジア、メディア芸術祭、ACCなど、国内外のアワードで、60以上の受賞。米誌Ad Age「40 under 40(世界で活躍する40歳以下の40人)」選出される。さまざまなエンターテイメントに関わる領域の知恵を越境して融合させることに可能性を感じ、その新しい作り方を実践している。