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2021/03/12 Fri.
日本の伝統をモードにまとう、「水引」の進化版ジュエリー「RITUAL」
肌に感じる空気が、少しずつ暖かくなってきました。巷には心惹かれる春モノがいろいろと溢れはじめ、心うきうき。“おしゃれしたい”欲もふつふつと高まってきます。さあ、今年の春は何をお迎えしようかな。それならまずは、取り入れやすいアクセサリーからチェックしましょう。
今回ご紹介するのは、日本の伝統素材である「水引」を使ったアクセサリーブランド「RITUAL（リチュアル）」。ご祝儀袋やお祝いの品にあしらわれる、あの飾り紐を使ったジュエリーです。
水引とは、その昔より催事や儀式にて扱われていた日本伝統の文化です。その始まりは、600年頃。大陸から持ち帰られた献上品に巻かれていた紐を、日本人が贈答品の装飾と捉えたことが始まりといわれています。
水引とは、その昔より催事や儀式にて扱われていた日本伝統の文化です。その始まりは、600年頃。大陸から持ち帰られた献上品に巻かれていた紐を、日本人が贈答品の装飾と捉えたことが始まりといわれています。
RITUALのデザイナーである仲田慎吾さんは、水引のもつその繊細な美しさに着目。1本の水引を多角に組み合わせることで線が集まって面になり、面が形になり……と、新しいかたちの作品を生みだしました。現在では、ジュエリーラインを「RITUAL」、オブジェラインを「RITUAL the crafts」として展開しています。
ちなみに、ブランド名であるRITUALは「儀式」という意味をもちます。儀式のアイコン的存在である水引の可能性を探求し、現代のファッションに落とし込んだ、まさにニュースタンダードなブランドなのです。
使用しているのは、日本一の水引産地である長野県飯田市の「飯田水引」。デザイナー・仲田さんの出身地でもあり、現在はここにアトリエを構え、デザイン制作がなされています。
アクセサリーにする際は木の上に水引を接着し、上から樹脂コーティング。一見繊細に見える水引のジュエリーですが、耐水仕様になっているため日常的に気軽に着用しても大丈夫。そして驚くほど軽く、耳への負担も少なく着用できます。
水引特有のツヤとマットな質感の組み合わせ、そして、各色の水引が細かくモザイク画のように色彩構成されているさまは、見ていてため息もの。他のジュエリーにはない素材感で、独特の魅力を放ちます。
キャッチーでエッジの効いた色の組み合わせは、美術制作をしているデザイナー・仲田さんならではのインスピレーション。モードなスタイリングにはもちろん、水引ならではの品のある佇まいは、和服などフォーマルシーンにもすんなりと合わせられます。
日本の伝統と現代のクリエイティブが掛け合わさった魅力を、アクセサリーとして手軽にまとえる、それが「RITUAL」。代表的なシリーズは、こちら。
シンプルな正方形の形に水引の豊かな色彩と新鮮なデザインが耳元で輝きます。
4色の色面と金属フープの円型によるバランスで構成され、色面の響き合いによって身につける方の魅力を引き出します。
Square hoop Z earrings ￥10,450（税込）
色面と流星を模した細かい描写と水引の豊かな色彩が耳元で輝きます。
細やかにカットされた水引の色面と淡水パールの組み合わせにより、上品な輝きを放ちます。冠婚葬祭や和装にもマッチ。
Square Pearl Black ￥11,000（税込）
シックなモノトーンを基調にしたカラーリングも。同じシリーズでも、色によって印象が変わって見えます。
月の満ち欠けを意味イメージした形態と水引の色面との組み合わせで、シャープな印象に。
特徴的な三角形のフォルムに水引の色面がレイアウトされ、他には無いシャープで美しい印象です。
細かくカットされた水引の色面と金属フープの円型によるバランス感が絶妙。円形のフープがゆらゆらと揺れます。
細かくカットされた水引の色面と3色の天然石（水晶・アマゾナイト・ブルレース）が斬新なデザイン。
木箱に入っているので、贈り物としても最適。さらに水引と木部分の修理やメンテナンスは、無期限＆無償でやっていただけるので（送料・交換金具代は別途）、ずっと長く愛用できます。ピアスとイヤリング、どちらも対応しているのもうれしいですね。
春のフレッシュな気持ちを彩ってくれる「RITUAL」のジュエリー。日本の伝統をモードにまとって、スタイリングのアクセントにしてみては？
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