歴史的な機能美が細部に宿った一枚をつくる、英国発のブランド、Nigel Cabourn（ナイジェルケーボン）。
ミリタリーやワークウェアなどをモダンに「編集」した、奥ゆかしくも愛情あふれるこだわりのガーメントの魅力に迫る。
現在、パルコオンラインストアでNigel Cabourn WOMANの商品を取り扱いしております。
2020/04/04 Sat.
ヴィンテージ由来《Nigel Cabourn WOMAN》の魂をくすぐる服
→ 2020/05/31 Sun.
世界中から集めたヴィンテージピースを再構築
デザイナー・ナイジェル・ケーボンが、1960年代後半に立ち上げたCRICKET（クリケット）を前身として英国で誕生したNigel Cabourn（ナイジェルケーボン）。
ナイジェルが長年収集してきた4,000点以上の貴重なヴィンテージピースをインスピレーションに、モダンさを織り込んだワードローブは世界中で愛されてきました。
5年前に立ち上がったNigel Cabourn WOMAN（ナイジェルケーボンウーマン）は、普遍的に美しい物を好む全ての女性に向けて、クラシックとモダン、そしてマスキュリンとフェミニンを兼ねそなえる洋服を提供してくれます。
メンズライクなコート
MACコート¥74,800（税込）
コットン100％のオリジナルの高密度ギャバジン生地を使用した、MACコート。
重厚ながら立体的な張りのある素材により、重さを感じさせず普遍的なステンカラーコートを印象的に見せています。
くすみのないオリーブは、上品さと気骨さを兼ね備えたNigel Cabourn WOMANらしいカラーで、生地には撥水加工が施され、天候が移ろいやすい春に重宝するはず。
密度の高い丈夫な生地と、普遍的なステンカラーコートは、トレンドに左右されず長く愛用できる3シーズン対応のコートになります。
60年代の南極探検隊のスモックをアレンジしたワンピース
マウンテンスモックワンピース ¥68,200（税込）
※近日中より販売開始予定
ナイジェルケーボン氏の所蔵コレクションから、60年代イギリス南極探検隊のスモックをインスピレーションに作られたワンピース。
オリジナルのスモックをロングワンピース丈まで長くし、サイドにはパンツを着用した時にサイドポケットを使用できるよう計算されたジップが施されています。
強度がありツヤ感が美しいタイプライター素材は、ホワイト、セージ、オレンジの3カラー展開で染められ、セージとオレンジはヴィンテージ資料の日に焼けたようなカラーを再現。
探検隊らしい胸元の大胆なサイズのポケットが特徴です。
軽やかでクリーンなコートドレス
アトリエコート ¥70,400（税込）
※近日中より販売開始予定
デザイナーも溺愛する、もともとNigel Cabournで開発されたオリジナルのリネン生地のコート。
限界まで糸の本数を入れ込んで高密度に織られたリネンは、ドライタッチでありながら光沢感があり、さらに弾力があるので一般的なリネンとは全く違う美しいシワが現れます。
ブランドスタート時から改良され進化しているフレンチワークのダスターコートをベースにされたコートは、今シーズンは丈が長くされ、よりクリーンな雰囲気になりました。
着用した時の立体感や上質な素材、ネイビーカラーがより女性らしさを際立たせます。
ランダムな模様が目を引く本格ARMYニット
リネンカシミアARMYニット¥52,800（税込）
1948年の、英国陸軍用セーターをモチーフに、肩に憲章を出すためのホールやヒジ当て、指出し口の袖口など本格仕様なミリタリーの要素が入ったARMYニット。
ネイビー、オレンジ、カーキの3カラー展開のニットは、リネンをベースにカシミアの配色糸を混ぜて編むことで、2種類の糸がランダムに見え、一枚ずつ違った表情が生み出されます。
夏素材のリネンにカシミアを加えることで、柔らかい肌触りで着心地の良いニットは初春の寒さや夏の冷房対策として持っておきたい一枚。
ベルギーリネンの洗練されたハンティングジャケット
ハンティングジャケット¥39,600（税込）
グレーがかったベージュのベルギーリネンを使用したノーカラージャケット。
50年代のハンティング用ジャケットをベースに、サイズを大きく身頃を短くしながらも、背中のプリーツやヒジを曲げたシルエットのスリーブ、ウエストのスリットなどハンティングジャケット特有のディテールが組み入れられています。
同素材のパンツやデニムと合わせたり、ワンピースに羽織るのもおすすめです。
ヴィンテージに敬意を払う、ディテールへのこだわり
ポケットひとつにも位置や形に意味を持つ、ヴィンテージに敬意を払ったデザインは、歴史や伝統を宿した機能美あるディテールに表れています。
Nigel Cabourn WOMANは、ミリタリーやワークウェアなどのヴィンテージへの解釈に、当時の女性の平和を望んだ心や戦時中であっても流行を楽しむポジティブなマインドが組み入れられたのだとか。
そんな思いが込められたワードローブは、現代を生きる女性への、強さと柔らかさを秘めた戦闘服なのかもしれません。
Information
ブランド名：Nigel Cabourn WOMAN（ナイジェルケーボン ウーマン）
パルコオンラインストアにてPOP UPを開催中！
お問い合わせ先：info@outerlimits.co.jp
インスタグラム：https://www.instagram.com/nigelcabourn_woman_japan/
Text Noriko Wada
Edit Little Lights
Produced by PASSAGE
※『PASSAGE（パッサージュ）』は展示会運営や企画制作を通してファッション・ライフスタイルブランドをサポートしています。
