お気に入りの器で秋の準備を。PARCO秋のオンライン陶器市～ Small Good Things vol.5 ～第二部

スタイリッシュな長皿が料理を引き立てる。「tsuku pottery」のスクエアプレート

2020年福島県郡山市にて誕生した「tsuku pottery（ツクポタリー）」。窯元で10年間の修行を経た陶芸家・板橋亨氏による作品です。ブランド名の由来は、大事な窯道具の一つでもあるツク（tsuku）と器（pottery）を合わせて名付けられたもの。「日々の暮らしにちょっとだけ華を添える」をコンセプトに、全て手づくりで磁器を制作しています。なかでも代表的なのが、「雪の華シリーズ」。釉薬の中に肉眼で見える大きな結晶の模様が、まるで雪の結晶のよう。この結晶がどこにどれくらい出るかは焼きあがるまでのお楽しみだそうで、同じものは二つとしてありません。

こちらは、テーブルにさっと出すだけで空間をスタイリッシュに演出してくれるシャープなスクエアの長皿。例えばお気に入りのワインとお気に入りのおつまみを用意して、ちょっと大人の時間を過ごしたい夜に。乗せるものによっていろいろな表情を見せてくれるので、盛り付けるのがワクワクします。

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アンティークライクな「うつわ吉澤直樹＆遠藤薫」の器でニュアンスのある食卓に

花菱皿　¥4,180（税込）

粘土が採れる益子の里山にある陶房にて夫婦で作る「うつわ吉澤直樹＆遠藤薫」。2008年ごろからそれぞれ制作したものを共同の窯で焼き始め、夫・吉澤さんと妻・遠藤さんのそれぞれの作風を楽しめます。テーマは「料理が映える器」。益子の粘土や自分たちで作った天然灰を釉薬に使用するなど素材から吟味して選び、ひび割れもデザインとして取り入れ、自然の美しさに着目した器にこだわっています。

こちらは深いオリーブ色の釉薬が変化にとみ、アンティークのような雰囲気のあるお皿。横27cm×縦17cmと大きめなので、大皿料理にはもちろん、秋においしいフルーツをラフに盛るのも素敵です。

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自然の優しさを、おいしさに添えて。シンプルでいて華やかな「梶山友里」の器

花かんむりのプレート￥6,800（税込）

植物や鳥など自然から受けたイメージを生活の中に取り入れたいという思いで作陶している梶山友里さんによる器。優しい色味や自然を感じるモチーフが表現されているのが特徴です。

こちらの「花かんむりのプレート」は、シンプルでいて存在感のある作品。まるで野原の花で編んだかんむりを、器のまわりにふちどるようにふんわりとのせたようなデザインが素敵です。ブレイクタイムには、写真のようにケーキを中央に乗せてコーヒーとともに。食卓では、和食も洋食も華やかに彩ってくれます。

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光によって変わる表情と優しいカラフルな「みかガマ」のカップで、癒しの時間を

虹ライン蛍手MUG　￥11,000（税込）

2010年にスタートした陶芸作家・のぐちみかさんによるブランド「みかガマ」。カラフルでいて優しい印象の色味が特徴的で、まるでアートのよう。こちらの繊細で美しい模様は「イッチン」という技法で、泥状の粘土や釉薬を絞り出して盛り上げの線描などを表しています。また穴の部分に使われているのは、透し彫りをした後ガラス質の釉薬を埋め込んで焼成する「蛍手（ほたるで）」という技法。飲み物を入れたときに漏れる光が、さらに楽しい表情を見せてくれます。

優しい朝の光のもと、淹れる朝のコーヒー。燦々と降り注ぐ午後の光のもと、淹れるおやつタイムの紅茶。それぞれを楽しい表情に演出してくれるカップは、お気に入りの一つになること間違いなしです。

みかガマの商品一覧

秋の食卓をよりおいしく、より楽しくしてくれる器は、どれも魅力的なものばかり。自分なりのスタイリングを楽しみながら、長く愛でられるマイスタンダードになりそうです。

カメラマン：田尻陽子

スタイリスト：渡部和泉

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