「リキッドファンデーション用ブラシは平たくて毛の密度が高いので、リキッドやクリームタイプのファンデーションなどベースアイテムに使用。フェイスパウダー用のブラシはふわっと大きくて密度が低いので、粉タイプのファンデーションやルースパウダー、チークに使います。応用編として、フェイスパウダーを小ぶりなチークブラシやアイシャドウブラシを使って部分的につけるのもおすすめ。例えば、ファンデーションや乳液などの油分がついた肌だと、アイシャドウやアイブロウの色がのりにくくヨレやすくなってしまうので、あらかじめ小さなブラシで目周りにパウダーを仕込んでおくとメイクがきれいに仕上がります」
HOW TO>>フェイスメイク
リキッドファンデーションを1〜2プッシュくらい手の甲に出したら、まずブラシでなじませます。この時、一気に全部をブラシにつけると肌にのせた時にムラになるので、少しずつブラシにつけて。均一にファンデーションをつけるには、顔の上ではなく、手の甲で量を調節しながら塗っていくのが鉄則です。ブラシに直接ファンデーションをプッシュしてつけるのは絶対にNG!
つける場所は頰→おでこ→あご→小鼻周り→目周りと面積が広い順に、顔の中心から外側に向かって塗ることを意識してみて。リフトアップ効果を狙って、下から上に向かって引き上げるように塗っていきましょう。また、全顔にしっかり塗ってしまうとケバケバしく見えてしまう恐れがあるので、フェイスラインは余ったものをのばす程度でOKです。
おすすめのファンデーションブラシはコチラ
A 根元は程よく密度があり、毛先は透け感のある軽いタッチ。筆のしなりがよく、肌にやさしく密着する。
UBU リキッドファンデーションブラッシュ ¥9,900(シャクダ)
B 高密度で毛が肌に垂直に当たるように設計されたブラシ。毛穴や肌の凸凹にもフィットし、筋ムラも残さない。
ペタル 55 ファンデーション ブラシ ¥6,600(シュウ ウエムラ)
C “ヘアメイクさんの指”を再現したやさしい肌触り。片面が斜めにカットされており、小鼻などの細かい場所にも使い勝手抜群。
リュクス パフォーマンス ブラシ ¥3,850(ベアミネラル)★モデル使用アイテム
〜アイ編〜
「アイシャドウブラシは大きいものであればふんわりと、小さいものは発色よくキワにまで塗ることができます。ラフに指でつけるよりもブラシを使うことでより均一に塗ることができるので、一気にプロっぽく、そして上品さが増します。また、アイシャドウでアイラインを引く場合は、小さくて細い、少し固さのあるブラシがベター。色づきのよさは①指②チップ③ブラシ小④ブラシ大の順に薄くなる傾向なので、好みの色づきにあわせて使い分けてみて」
HOW TO>>アイシャドウメイク
アイシャドウをつけたブラシをそのまま目元にのせると濃くついてしまうので、ファンデーション同様に手の甲にポンポンとつけてなじませるのが重要。アイシャドウの粉をブラシの中まで浸透させてからつけましょう。
ブラシを最初に置いた部分が一番濃くなるので塗り始めがポイント。例えば、目尻の色を濃くしたいときは最初に目尻にのせて、そこから目頭に向かってぼかしていきます。
おすすめのアイシャドウブラシはコチラ
A アイホール全体にアイシャドウをなじませられる定番タイプ。敏感肌にもおすすめなやさしい肌触りの灰リス毛を使用。
UBU シアーアイブラッシュ ¥7,700(シャクダ)★モデル使用アイテム
B 毛先がシャープな筆型。数色のアイシャドウをぼかしながらブレンド、グラデーションするのに最適。
UBU ブレンディングアイブラッシュ ¥5,500(シャクダ)
C 毛足の短い幅広ブラシと目のキワなどに使える細ブラシのダブルエンド。密度のあるブラシなので練りタイプのアイシャドウにも◎。
ドラマティック ディファイナー アイ ブラシ ¥4,400(ベアミネラル)