2016年、旧PARCO劇場の「クライマックス・ステージ」を飾って大きな話題を呼んだ舞台『ボクの穴、彼の穴。』が、4年の時を経てキャスト一新、9月に東京芸術劇場プレイハウスに登場します。戦場の塹壕にひとり取り残され、見えない敵への恐怖と疑心暗鬼に苛まれる二人の兵士。姿のわからないお互いを“モンスター”と信じ、相手を殺すことのみに集中していた彼らの頭の中で、徐々に妄想が膨らんでいき…。この衝撃の二人芝居に挑むのは、新生PARCO劇場オープニング・シリーズ第一弾『ピサロ』で太陽の息子・インカ王アタウワルパに扮し、鮮烈な印象を残した宮沢氷魚さんです。本作に賭ける思いをお話してくださいました。