全国のPARCOやその周辺のエリア情報を紹介していく連載記事です。今回は、調布エリアの第3弾。ホットなスポット情報を、全4回にわたってお届けします。
2020/01/10 Fri.
美味しいパンを求めてどこまでも! パン野ゆりがゆく、ブーランジェリー激戦区・調布の名店3選
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2020/01/10 Fri.
美味しいパンを求めてどこまでも! パン野ゆりがゆく、ブーランジェリー激戦区・調布の名店3選
全国のPARCOやその周辺のエリア情報を紹介していく連載記事です。今回は、調布エリアの第3弾。ホットなスポット情報を、全4回にわたってお届けします。
みなさん、こんにちは! パンを求めて、世界中どこまでも♡ パンが大好きなパン野ゆりです。(モデルのお仕事は山野ゆり、パンのお仕事はパン野ゆりとして使い分けています♡)
上は北海道から下は沖縄まで、その土地の特徴が表れるのもパンの魅力のひとつ。今回は、未だ訪れた事がなかった調布の名店・3店舗をレポートします!
まず初めにやって来たのは、開店直後に即完売してしまう「幻の食パン」で有名な「AOSAN」さん。 オープンを控えたお店の前には長蛇の列が……! 自然と期待が高まります♫
お店の中はウッディなトーンでまとめられ、どこか「ホッ」と安心する雰囲気。壁にかけられた絵や、照明などのインテリアからこだわりも感じられる、お洒落な空間です。たたずまいからも、美味しくてやさしい、ていねいなパンを焼いていそうな雰囲気がプンプンとしていました♡
見てください、パンがお行儀良く並ぶこの姿。なんて可愛いのでしょう! パンフェチの私は、この景色を見るだけで悶絶♡ どれもこれも美味しそうなパンの中に……大好物のツナパンを発見! これは買わないわけにはいきません。
角食 ¥260(税込)
そして、幻の食パンとご対面。なんでも、1日限定180食が瞬く間に売り切れてしまうほどの人気だそう。ずっと食べてみたかったAOSANさんの食パンを前に、ワクワクが止まりません♡
家まで我慢できずに、目の前の公園でいただくことに(笑)。いざ、手に持った瞬間「ビビビッ!!!」。この食パンが男性だったら結婚をしていたかもしれない……。手触りだけで美味しさが約束されているような、愛おしささえ感じるほどのフワモチ生地。
一口食べると……なんて衝撃的なんだろう! 「柔らかい」の一言では片付けられない、なんとも丸みのある食感。この味を口の中で感じられる内に「美味しい!」を言葉にしたくなる〜!
ツナパン ¥216(税込)
食パンの衝撃的な美味しさへの興奮冷めやらぬまま、大好物のツナパンもいただきます。私は無類のツナ好きで、サンドイッチもツナがあると必ずチョイスしています! 愛してやまないツナのオイリーな食感と塩味が、AOSANのパンとコラボしたらどんな感じなんだろう……?
いざ実食! パンを食べるときは、生地だけを先に食べてパン本来の味わいを確認するのがマイルール。AOSANさんのツナパンの生地はムチっとしていて、噛むごとに味が増していくようなヒキのある食感。そう、美味しいのは柔らかいパンだけじゃないんです……!
2口目は、ツナを一緒にガブリ。オイリーなツナに、大粒マスタードがベストマッチ◎ ピリッとした味わいが絶妙なアクセントになっています。ムチっとした生地との相性も抜群です! 最高に美味しいツナパン、発見♡
お店の前にどんどん伸びてゆく行列を横目に、これは並ぶのも納得の美味しさだなぁとしみじみ。一度食べたら忘れられないAOSANさんのパンたち、リピート間違いなし♡
続いてやってきたのは、仙川駅から徒歩10分のところにお店を構える「ムッシュ・ピエール」さん。元イラストレーターのオーナーさんがひとりで切り盛りして15年の、地元に愛されるお店です。
こぢんまりとした店内には、見るからに美味しそうなハード系のパン達がズラリ! ひとつひとつがまるでオブジェのように美しい……。ひとつひとつ心を込めて作られているのが伝わってくるかのようでした。
ミニマムサイズだから、色々な種類が食べられそうなのも嬉しいですね♡
中でも、オーナーさんのこだわりが詰まっているのがカレーパン。じっくり煮込んだ、コクとうまみがたっぷりの自家製カレーを、ソフト生地とハード生地で包んだ全4種類です。その中から、ポップに「自信の一品」と書かれた「アンディアン」をチョイス。
ふと目をやると、小さなバゲット型のソーセージパンが美味しそう。よし、こちらもGET♡
アンディアン ¥160(税込)
まずはアンディアンをいただきます。おーっ、手に持った時の、生地のずっしり感がすごい! カレーパンというと揚げてあるパンを想像しますが、ムッシュ・ピエールさんのカレーパンは超絶ハード。パン生地自体はしっかりとしているのですが、むしろ、ミチミチとした食感がクセになって止まらない感じ◎
そして、パン生地の存在感に負けない本格的な自家製カレーとのコラボレーション! 決して喧嘩をせずに、しっかりとお互いを引き立て合っています。
ソーセージ ¥140(税込)
お次はソーセージのパン。カレーパンの生地より若干ソフトな仕上がりで、中のソーセージもジューシー。歯ごたえしっかりなパン生地とのハーモニーは、まさに至福♡
パンはハード系だけど、作り手さんのパンへの愛情はやさしくてやわらかいムッシュ・ピエールさん。ていねいさが伝わってくるパンたちの虜になりそうです♡
続いてやってきたのは、国領駅から徒歩10分のところにお店を構える「ブーランジェリー・スノウチ」さん。誰が呼んだか「京王線三大ブーランジェリー」と呼ばれている、折り紙つきの有名店です。
一軒家風の小さな建物の中には、対面式のショーケースにパンがずらり。ふたり入店しただけでもぎゅうぎゅうになるような小さいお店ですが、ひっきりなしにお客さんが来店していたのが印象的でした。
右:クロアソン ¥238、左:ヴィエノワ ¥189(ともに税込)
「ブーランジェリー」とついたパン屋さんでは、クロワッサンを買うのがマイルール(ブーランジェリーはフランス語でパン屋さんのこと。ちなみにベーカリーが英語、パネッテリアがイタリア語、ベッカライはドイツ語。パン屋さんの名前によって何語かを判断できる時は、その国のパンを食べることにしています♡)。
写真左のヴィエノワはやさしい甘さのある素朴な食事パンで、実はこのパンがバゲットの起源なんだとか。華美な装飾もないシンプルなパンですが、お店によって作り方や配合が変わるので、甘味や食感が変わるのが興味深いんです! フランスに行ったときは必ず食べるほどのお気に入り♪
見てください、このクロワッサンの断面の美しいこと! ずっと見ていられる……♡ 手に持った感じはとっても軽やかで、まるで紙風船のよう。
一口食べてみると、サクサクサクッ! 歯がまるでナイフの様に入っていきます。発酵バターの香りが心地良く、ハラハラと口の中で崩れていく生地が美味しい! 一層一層の繊細な重なりを感じられるクロワッサンでした。
お次はヴィエノワをいただきます! スノウチさんのヴィエノワは限りなくシンプルなので(甘さなども控えめ♡)そのまま食べても勿論美味しいのですが、サンドイッチにもピッタリだと思います♫
本場顔負けなフランス流のパン達が食べられるお店♡ バターの香りが忘れられない絶品クロアソン、また食べに来たいです!
今回巡った調布のパン屋さん3軒は、お店によってパンの個性が本当にさまざま。どのお店でも素敵なパン達に沢山出会えて、とっても幸せでした♡ 間違いなく再訪問決定です♫ 調布の近くにいらしたときは、ぜひぜひ行ってみてくださいね!
次回は、一点モノの手しごと雑貨と出逢える調布エリアのお店をご紹介します! お楽しみに〜♪
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