ダニエル・アーシャムとポケモンの展覧会が開催中。約2mのブロンズ製ピカチュウも！

ダニエル・アーシャムとポケモンがコラボ！

ディオールとのコラボレーションが記憶に新しく、ファッション好きならその名を知らない人はいない、ダニエル・アーシャム。日本を代表するポップアイコンのポケモンが、初めて現代アーティストとコラボレーションするプロジェクトが2020年春に始動し、ユニクロUTとのコラボTシャツの発売、ナンヅカギャラリーでの個展の開催に続き、今回の展覧会が第3弾となります。実は大のポケモン好きだというアーシャムが、象徴的なポケモンブランドロゴをはじめ、子供の頃に慣れ親しんだポケモンたちを、彼ならではのクールな作品に生まれ変わらせました。

未公開の彫刻作品やインスタレーションも

展覧会場は、アーシャムらしい白を基調とした作品が広がります。ピカチュウ、ヒトカゲ、ゲンガー、ロコンなどカントー地方のポケモンのほか、ポケモン図鑑やモンスターボールといったおなじみのアイテムも展示。色覚異常を持つ自身の背景から生まれた純粋無垢な白の世界は、いつでも見る人に新鮮な驚きを与えてくれます。メディア向けプレビューでは、ピカチュウも作品を楽しく鑑賞していました。

アーシャム作品の軸になっているのが、今日の世界を未来の考古学者の視点から見る「Fictional Archeology（フィクションとしての考古学）」という独自のコンセプトです。本展では、この世界観を堪能できるインスタレーションを世界初公開。トレーナー＆ピカチュウ、ミュウツーのブロンズ像は、洞窟の中で発掘した様子を表現しているそう。

石こうや水晶などを使い、西暦3020年に発掘されたポケモンを表現した彫刻作品は、一見風化したようにも見えますが、結晶化した輝きを放ち、ポケモンのポジティブな未来を想像させてくれます。アーシャムファンもポケモンファンも、存分に楽しめること必至です。

パブリックアートやオリジナルグッズも注目

開催期間中、渋谷PARCO1階の公園通り側エントランス付近には、約2mのブロンズ製ピカチュウがパブリックアートとして展示。巨大なサイズ感だけでなく、これまでにないビジュアルも迫力ある作品となっています。

なお渋谷PARCO 4階のPARCO MUSEUM TOKYOでは、展覧会の入場者を対象に「Crystalized Pikachu」の抽選販売が行われるほか、今回の彫刻作品をデザインに落とし込んだポスターやステッカーなどのオリジナルグッズも販売。また、渋谷PARCOの2階にある2Gでも、トートバックなどのハイエンドなアイテムを販売しているので、合わせてチェックを！

Information

Relics of Kanto Through Time

at PARCO MUSEUM TOKYO
〈公式ウェブサイト〉

会期：〜2020年8月16日（日）
会場：PARCO MUSEUM TOKYO／東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ4F
※入場は閉場の30分前まで ※最終日は18時閉場 ※感染症拡大防止の観点から、営業時間の変更や会場にご入場いただける人数を制限させていただく場合がございます
入場料：700円
※時間指定入場制になります。

▼PARCO ART 公式ウェブサイトはこちら

https://art.parco.jp

Staff Credit

Text：Ayako Takahashi
Edit：RCKT／Rocket Company*

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