いま話題沸騰中のNetflixオリジナルシリーズ『FOLLOWERS(フォロワーズ)』。蜷川実花監督、初のドラマ作品となる本作。人気写真家・リミと駆け出しの女優・なつめを軸に、SNS時代の東京を色彩豊かに描きます。前編は、主人公・なつめを演じた池田エライザさんと監督・蜷川実花さんに、ドラマ配信日当日の心境を伺いました。

2020/03/12 Thu.
ビンジ・ウォッチャー急増中のドラマ『FOLLOWERS』 蜷川実花×池田エライザが撮影を振り返る -前編-
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2020/03/12 Thu.
ビンジ・ウォッチャー急増中のドラマ『FOLLOWERS』 蜷川実花×池田エライザが撮影を振り返る -前編-
いま話題沸騰中のNetflixオリジナルシリーズ『FOLLOWERS(フォロワーズ)』。蜷川実花監督、初のドラマ作品となる本作。人気写真家・リミと駆け出しの女優・なつめを軸に、SNS時代の東京を色彩豊かに描きます。前編は、主人公・なつめを演じた池田エライザさんと監督・蜷川実花さんに、ドラマ配信日当日の心境を伺いました。
――制作発表から1年半が経ちますが、いよいよ本日配信ですね。お2人がはじめて会ったときのお互いの印象はどのようなものでしたか?
蜷川実花(以下、蜷川):撮影期間の3カ月半は映画に比べると長丁場だったので、他の仕事をセーブして『FOLLOWERS』の撮影だけに集中するのではなく、写真家の仕事も並行してやっていました。私自身、監督と写真家を行ったり来たりで不思議な感覚でした。はじめてエライザと会ったのは3年前くらい。牧場での撮影だったよね(笑)? 「なんておしゃれな子なんだろう!」って思ったのを覚えてます。カルチャーを纏った雰囲気がすごく気になったし、好きだなって思った。媚びない気持ちいい子っていう印象は今も変わらないな。
池田エライザ(以下、池田):そんなに好かれていたなんて、気づけなかった(笑)。私にとって実花ちゃんは、カオスと品の良さを両立した新鮮な大人像です。大人になると、常に美しく洗練された状態でいなきゃいけないのかなって思っていたけど、『FOLLOWERS』でもリミたち大人組は綺麗な装いでお酒を飲みながら、下世話な話をしているじゃないですか(笑)。上品さも遊び心も、「どっちも」持っているってすごく魅力的で、そういう矛盾にはじめて触れたのが、私にとって実花ちゃんだった。