書評家の三宅香帆です。私は普段本の解説や批評を書いているのですが、「好きなものについて語ろうとすると、語彙力がなくなってしまう」という声を、しばしば聞いてきました。そんな方に向けて書いたのが、好きを言語化する方法を解説した『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術』でした。